今週は連休もあったので2週分。でもあんまり読んでない。
■『道元「禅」の言葉』:★★★★★ 9/11-9/17
禅、その境地の一端を垣間見る。
言われてみれば当たり前のことばかりなのだけど、こうして改めて文字にして読むと、日常の小さなことに対する感謝の気持ちを忘れてしまっているなあ、とか。小さなことでイライラしているなあ、とか。
時々読み返したくなる本になると思います。
■『脱「世界同時不況」』:★★★★☆ 9/10-9/11
オバマの掲げる「Wall StreetからMain Streetへ」は実現できるのか。ちまたの楽観論(世界同時不況から脱出)は本当なのか。グリーンスパン、ルービン、サマーズらウォール街よりの金融政策担当者達が作り上げた金融資本主義の実態と、政策担当者達の肩入れとは。
薄いが内容の濃い一冊。
■『再発見夏目漱石』:★★★★★ 9/12-9/15
深いよなあ漱石。なんというか、人間の内面にあるグレーな部分を見事に描写しているというか。明治の話なのに、『悩む力』にあったように現代の人間の悩みを的確に捉えているというか。
こういう本にまとめられると奥の深い文章だと思うのだが、実際に小説を読んでいるとあんまり深い文章だなあと思わないのはなぜだろう?物語に集中しているからかな?
■『ほぼ日手帳公式ガイドブック2010』:★★☆☆☆ 9/20
手帳はともかく、なんだか年間のこのシリーズ面白くなくなってきたな。なんか思わず惹かれる手帳の使い方とか別に載ってない。
ほぼ日手帳は今年はiPhone買ってしまったので金欠のため、パスです。。
■『プロジェクト・ファシリテーション』:★★★★☆ 9/24
確かにクライアントとコンサルタントの幸せな物語、と言える。
コンサルの人間だからコンサル寄りの発言なのかもしれないけど、失敗するPJの原因はクライアント側の準備不足であることが多い。ヒト・モノ・カネ、ないない尽くしな上に依頼する内容も不明確なまま、「全部やってくれ」的なプロジェクトは多いと思う。
本書のように、クライアントが主体的に動いて、その中で触媒というかファシリテーターのような形でコンサルタントが活用できれば、理想的な形だと思う。
もちろん、コンサル側にも名ばかりコンサルが沢山いて、プロフェッショナルとしての意識もスキルも低い人間が跋扈している現状もあるわけだから、どっち側により原因があるか、というのは微妙なところではあるのだけど。
■『ローマ人の物語(35-37)』:★★★★☆ 9/19-9/28
しばらく地味な展開が続いていたが、今年の分(文庫版)はなかなかエキサイティングな内容だった。ディオクレティアヌスによる分割統治、コンスタンティヌスによる再統一化とキリスト教の公認、いずれも読みごたえのあるものだった。
ただコンスタンティヌスの統治が分割統治からの統一までの詳細さに比べると、単独統治後はコンスタンティノーブルへの帝都移転と、キリスト教の公認以外にニュースがなかったのはちょっと物足りなかったかな。
いよいよ物語も終盤、残りは来年のお楽しみにとっておきます。
■『企業戦略論(上・中・下)』:★★★★☆ 9/10-9/28
企業戦略本のバイブルの1つ。ポジショニング理論とRBV理論とバランス良く解説されているし、解説も平易で訳も自然。戦略論の概観を学ぶのに良い本。
でも個人的には色々つまみ食いで読んでいたので特に目新しい発見は得られなかった。
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