351 posts categorized "経済・政治・国際"

November 14, 2009

FX:細かく売買

 レンジから脱出しないので、レンジ内で細かくトレード実施。

 今日はオバマ大統領が来日即離日だが、特に為替的な材料にはなっていないよう。それにしてもアメリカ大使館周辺は警察がうようよいたなあ。

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November 07, 2009

アメリカ10月雇用統計

 失業率10.2%、非農業部門雇用者数-19.0万人

 事前にADPやISM等の関連指標が事前予想より良いものが多かったこともあり、楽観論が蔓延していたところに予想外に悪い数字が出てきたので、結構荒れるかと思ったが思ったより株・為替とも荒れなかった。

 CITの破綻がちょっと騒がれたものの、その後金融システム不安のような話はほとんど出てこないが、雇用環境の低迷、ひいては消費の低迷はアメリカ経済にダメージを及ぼすことは確実だろうし、アメリカばかりがニュースになるがヨーロッパも大差ないだろう。

 財政に余裕がある中国と、中国経済に引っ張られているオーストラリアの好調は目立つが、いつ失速してもおかしくないのが現状ではないだろうか。

 いつ出るか分かりませんが、結構ネガティブな方向に動く可能性も結構あると見て、ポジションはちょっと軽くしておきたいと思います。

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October 24, 2009

アメリカが日本を見る目

 鳩山政権誕生から1ヶ月、日本国内ではまだハネムーンといえる段階だが、アメリカは結構冷たい目で見ている。

 ワシントンポストでは「アジアで警戒すべきは中国ではなく、日本」という記事が出ていましたし、WSJでも「民主党内閣は古い自民党内閣のよう」と出ていました。

 アジア重視外交も結構ですが、アメリカ離れをするにしてもアジアで足場をしっかり築いてからにしないと、ふと気がついたら国際社会で孤立なんてことになりかねません。
 鳩山内閣にももちろん深謀遠慮があるのでしょうが、何分実績がないので不安がどうしても拭えません。

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October 21, 2009

財金分離はどこへ・・・

 西川前社長が辞任した後の日本郵政のトップには、元大蔵次官の斉藤氏が就任。小沢氏と昵懇の中と言われる人物ですね。亀井が事前に小沢に根回ししたかどうかはともかく、なかなかいやらしい人事をしますね。

 日銀総裁の時にあれだけ財金分離・天下り批判をしておきながら、あっさり元財務官僚を起用する民主党の変わり身の早さは見事と言う他ない。そもそも西川氏も辞任ありきになってしまっていて、何のために辞めさせるのか、日本郵政をどういう方向に政権として持って行きたいのか、根本のところが置き去りにされていたように思う。

 この民営化騒ぎでどれだけ無駄な国費と労力が費やされたことか。そんな余裕はないはずなのだが。 

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October 19, 2009

政府と家計は別物

 なんか前にも書いた気がするけど、日本の財政の説明するときに家計に例えるという悪しき説明は辞めてくれないかね。

 年収400万(40兆円)の家庭が、8000万円(800兆円)の借金を背負っているのはおかしい、みたいな。家計と企業と政府は経済主体として別物なんだから例えること自体がおかしいんだってば。
 中学校の社会科の教科書でも読み直して欲しい。

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民主党政権1ヶ月

 早いもので政権交代で民主党政権になって1ヶ月。滑り出しをみると色々と新しい試みをやろうという意気込みは伝わってくるものの、閣僚の発言のブレや閣内の意見不一致がちらちら。あんだけアンチ官僚的に唄っておきながら、大臣になったとたんに官僚の振り付け通り動いているようにしか見えない人もいたりとか。

 公平に見れば麻生政権のバタバタぶりと大して変わらないし、首相の発進力も無駄に尊大な麻生の物言いと、どこか頼りない鳩山の物言いは公平に見れば大差ない。

 アメリカではハネムーンは100日位と言われていて、オバマも実際そのあたりから支持率が心許なげになってきたかと思いますが、日本はマスコミがすぐに煽り始めるので(すでに大分新政権バッシング始まってるし)、そこまで平和な期間が続くかな?

 まあ、もう少し長く厳しい目で見てあげましょう。

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October 06, 2009

圧巻の議論テクニック

 全体の文脈が分からないので、何とも言えないところではありますが、これは凄い。 
 
 以下、毎日新聞から引用。

 亀井静香金融・郵政担当相は5日、東京都内で行われた講演会で、「日本で家族間の殺人事件が増えているのは、(大企業が)日本型経営を捨てて、人間を人間として扱わなくなったからだ」と述べ、日本経団連の御手洗冨士夫会長に「そのことに責任を感じなさい」と言ったというエピソードを紹介した。御手洗会長は「私どもの責任ですか」と答えたという。

 会員制情報誌「内外ニュース」主催の講演会で述べた。亀井担当相は御手洗会長との会談時期については明らかにしなかったが、関係者によると、8月の衆院選前とみられる。

 亀井担当相は講演で「昔の大企業は苦しい時に内部留保を取り崩して下請けや孫請けに回した。今はリストラだけをしている」と話し、昨秋以降の経済危機で、派遣契約解除などをした大企業の批判を展開。「(大企業が)小泉改革に便乗して日本型経営を捨てたことが社会をおかしくした。責任を感じなければだめだ」と企業の経営姿勢や経団連を批判した。

 「風が吹けば桶屋が儲かる」だって、もう少しマシな論理展開が行われると思うのだが。相手は確実にイラっとさせておいて、なおかつ反論する気力も根こそぎ奪って、議論を強制終了させてしまう高等テクニック。俺こんな意味不明なこと言い出す人と会話できない。これは凄い。

 この人元警察官僚だよね。まだ実害がないなら政治家の方が良かったよ。こんな意味不明なロジック持つ人間が警察にいたらかなり怖い。

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October 03, 2009

2016年オリンピックはリオへ

 東京も立候補していた2016年オリンピックはブラジルのリオディジャネイロに決定。東京はシカゴが1次選考で敗退した後、2次選考で敗退した。 最終選考はスペインのマドリードとブラジルのリオが残って、最終的にリオが勝ち残った。

 ブラジルは2014年のサッカーW杯の開催国が決まっており、インフラの整備等が不安視されているものの、やはり新鮮味のない東京・シカゴ・マドリードと比べれば妥当な決定と言えるだろう。
 それにしても日米欧の3拠点が新興国のブラジルに負ける構図は、2010年代の経済を暗示しているようにも見える。W杯、オリンピックに向けて経済成長や治安の安定が進めば、間違いなく今以上の大国になっているでしょう。
 ブラジルレアルも魅力的なのだが、今口座を持っている会社ではレアルの取り扱いがないんだよね。再度新興国という括りに注目が集まって南アランドも上昇するかな?

 それにしても東京は立候補していたのに全く招致活動は盛り上がらないは敗退するわ。またも無駄金使ってしまいました。都や国がIOCにどんだけ金つぎ込んだのか、是非明らかにして欲しい。

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October 02, 2009

アメリカ9月雇用統計

 失業率9.8%、非農業部門雇用者数-26.3万人

 予想よりも大幅に悪化した数字な上に前月よりも雇用者数が減っている。遅行指数とはいえ、まだまだ雇用の回復は思わしくないようだ。
 雇用状況以外でも今週は指標が予想よりも悪いものが目立った。そのまま弱気派でいれば万々歳の展開だったのだが、強気派に転じた途端この展開・・・センスないなあ。。

 今日の急落局面は拾いに行きたかったが、結構証拠金維持率が危険水準なので我慢。

 とりあえず今週急落したランド円が気がかり。

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September 17, 2009

民国社オールスター内閣

 オールスターと言えば聞こえはいいが、一部オールドスターだったり、口の悪い言い方をすれば自民党のお株を奪う派閥均衡型内閣と言える。

 何より冗談きついなあと思ったのはやはり亀井郵政担当・金融相だろう。落選した綿貫氏とともに守旧派という言葉がぴったりお似合いのこのマルキシストに、金融恐慌の傷跡深いこの現状を任せようというのか。また一度民営化すると決めた郵政をまたひっくり返すのか。

 他は無難な人事に落ち着いただけに、ここはかなり気がかり。

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September 11, 2009

言うだけならタダ

 と言わんばかりに民主党の組閣において、国民新党は亀井代表に総務相のポストを、社民党の福島党首は労働関係(厚労相?)・環境相を希望しているとか。

 今や総務相は地方自治、通信、郵便を握る重要ポスト、インフル・年金問題が未だ燻っている中での厚労相のポストは言わずもがなで、温暖化ガス25%削減を打ち出した以上、環境相も重要ポストだ。

 言うだけタダだけど、泡沫政党なのになかなかの厚かましさで。

 まあ妥当なところで、亀井国交相、福島少子化担当相あたりで手を打ちませんか?

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September 08, 2009

若林正俊両院議員総会長・・・Who??

 ほほう、自民党は党として、若林氏(すいません、知りません。)を自党の総理にふさわしい人間として推すわけだね。安部、福田、麻生と3代続けて失敗しているのに、またここで党の都合で選ぶんだね。
 もう失望しっぱなしですね。あの戦後~80年代位までのダイナミズムに溢れた組織は、20年でどうしてここまで崩壊してしまったのでしょうね。がっかりです。

 始まる前から躓き気味の民主党といい、やっぱり立ち直れないのかねえこの国は。細田君が言ったように、「国民の程度」なのかもね。

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September 07, 2009

アメリカ8月雇用統計

 失業率9.7% 非農業者雇用者数-21.6万人

 失業率は予想よりも弱く、かつ前月から悪化しているものの、これは母数が増えた(景気後退により就業を諦めていた層が雇用市場に戻ってきた。逆に前月の失業率の改善は労働市場から一部労働者が退出した)ため。

 まだ就業者数が減っているということは、景気回復とは言えないものの、ここまで雇用減が減ってくれば底入れの認識をプッシュしてくれる材料として心強い。

 問題は現在の政策対応で止まっている面もある景気が、政策対応なしでどこまでやれるか。だと思うのだが、現状ではまだわからない。

 とりあえず強気継続。先々週~先週にかけて仕込んだ豪ドル円ロング、NZドル円ロングを一部クローズ。ポンドはやっぱり弱くて、まだホールド中。

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September 04, 2009

自民党の懲りない面々

■麻生首相「イヤミ会見」
 面白かったよ。福田、伊吹、町村のイヤミ三兄弟を彷彿とさせる出来でした。記者の質問もどうかと思うけど、もう少し大人の対応しなよ。

 敗戦の弁を述べている時の顔は、ギラギラ脂ぎった顔から油分が取れていい顔になったと思いましたが、勘違いでした。つーか、70手前の爺が子供じみたキレ方しないで下さい。みっともない。

 それから自分のこと「麻生総裁」とか言わないでね。日本語間違ってるから。

■町村元官房長官「総裁選出馬に含み」
 冗談は比例復活だけにして下さい。

■加藤元幹事長「総裁選出馬に含み」
 もうある意味それも「加藤の乱」ですな。谷垣君、今回も止めてあげなよ。

■河村官房長官「総裁選出馬否定せず」
 まさかのダークホース。与党に復帰する気ないんでしょうか。

■小池元防衛相「派閥離脱」
 民主党への移籍の準備でしょうか。まさかの党首落選で困っている公明党に移籍も楽しめますが。

 総裁選はどうせなら、伊吹・武部元幹事長とか、オールスターで盛り上げて欲しいです。でも安倍・福田の元総理は二度と表舞台に出てこないで下さい。

 それからマニアックですが、逮捕後も無所属で出馬し続け、生き残り続けている自民党の元プリンス中村喜四郎元建設相が国会で普段何をしているか気になります。選挙のプロとして、一か八か招聘してみるというのはどうでしょう。

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September 02, 2009

いと、みぐるし

 なんだかなあ。野党に転落するなり空中分解気味な自民党。

 敗戦の総括で「積年の自民党への不信が・・・」と責任を共有してしまう大将にも困ったもの(いや、言っていることは的を射ているが、実際に総選挙を指揮した大将がそれを言っちゃだめだろう。)なのだが、首班指名で「戦犯の麻生の名前は書けない」と子供じみたことを言っている自民党議員にも困りものだ。あんたらが選んだ大将だろうが。

 最近美談に作りすぎているきらいがあって面白くない大河ドラマではあるが、あの主人公位の潔さと忠心はないものかね。

 野党になるなりこれではちと寂しいな。

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September 01, 2009

旧与党の後退

 野党に転落することが濃厚な自民党ですが、個人的には野党に落ちた自民党が、政策集団として力を付け直して復活することを期待しています。元々政党としての自力は民主党よりあるはずですから。

 でも一抹の不安が。今回の総選挙で小選挙区を中心に惨敗を喫した自民党ですが、比例名簿上位に長老組を載せたことで、なんか中堅・若手の顔が見えず、急速に政党として老化しているように見えます。(すいません、ちゃんと数字の裏取ってないです。)
 もうあと1期や2期で終わりそうな政治家達を比例で復活させてどうするんでしょう。世代継承はきちんとできるのでしょうか。正直不安が残ります。そもそも小選挙区で勝ち残れない候補者を大量に比例名簿に載せるやり方にも疑問を感じます。

 自民党以上に散々だったのは党首を失った公明党ですかね。公明党といえば組織の強さがウリですが、今回の総選挙では、投票率が上がったせいか、先だっての都議選でパワーを使い果たしたのか、力尽きてしまったようです。何が原因なのかはまだ分かりませんが、都議選では擁立した候補者が全勝したことを考えると、投票率が上昇したことで、通常公明党には投票しない無党派層が、公明党にとって逆風になったのでしょう。
 ただ、もう長年自民とタッグを組んでしまったので、もう難しいかもしれませんが、そもそも政策的には民主の方が組みやすい相手だと思うので、与党に復帰する可能性はゼロではありませんね。93年の非自民政権の時は与党にいたわけですし。
 小沢一郎と市川雄一のイチイチコンビ、懐かしいな。もうあれから16年か。日本の政治は良い方に向かっているのか否か・・・

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August 30, 2009

総選挙

 まだ結果は確定していないけど、民主が予想以上に圧勝しそうだ。週刊誌や夕刊予想で300越えとか出ていたからアナウンス効果で実際はもう少し低めにでると思ってのだが・・・

 こんなこと言っては何だけど、麻生首相の敗戦の弁の時の顔が一番いい顔してたように見えた。一方で、何か妙に血色良く前向きに語る安倍・福田の両元総理の顔を見て非常にげんなりした。君達が投げ出さなければ違う結果になっていただろうにね。

 私は正直麻生総理のことは大嫌いですが、責任を彼一人に押しつけず、党全体として敗因を分析して、しっかり野党としての責任を果たしてもらいたいです。で、今度は敵失ではなく、政策で政権交代が起こる政治の世界になって欲しい。

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August 21, 2009

党首演説

 ニュースで切り取られたところしか見てないけど、麻生も鳩山も太田も福島も綿貫もイマイチだな、と思う。演説聞いてて思わず膝を叩いて投票したくなるような気に全くならない。

 何気にというかやっぱりというか志井委員長の演説が一番ホッとするんだな。政策というか思想が時代に合ってないだけで、とても優秀な方だと思う。ま、共産党には入れないけどね(笑)

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August 12, 2009

民主、単独過半数でも社民・国民新と連立へ

 民主党の鳩山代表が、自民の麻生総裁との党首討論で表明。

 うーん、相変わらず民主党の微妙感を漂わす発言です。選挙が始まる前から、他党と連立政権を組むと表明するのってどうなのよ。政策が違うから別な党として存立しているのであって、選挙が始まる前から連立組む位なら合流しちゃえばいいじゃん、と思ってしまう。
 まあ民主で単独過半数取れるかどうか微妙な情勢だし、国民新・社民が単独過半数が取れない都合の良い時だけアテにされるのはゴメンだって迫ったんでしょうね。

 政権奪取後、すぐに93年のようなことにならないといいのですが・・・まあ単独過半数とってがっちり民主が主導権握るしかないですね。不安定な連立政権は私としては強くNOです。

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August 07, 2009

アメリカ7月雇用統計

 失業率9.4%、雇用減24.7万人。

 事前に強めの数字が出るだろうと言われていたアメリカ7月の雇用統計は、その通りの強めの数字。失業率は前月から改善(!!)の9.4%、雇用減も予想の32万人に比べて大幅に強い24.7万人と出た。前月の数字も良い方に改定されているし、雇用に底打ち感は大分しっかりしてきた。

 ただあんまり一本調子に楽観論はやはりおかしいと思う。5月の雇用統計も予想より大分強い数字が出た反動で6月の数字は相当悪かったわけだから、まだ安心はできない。企業決算は多くの企業で予想よりもいい数字が出ているが、予想よりいいのはボトムライン(利益)で、トップライン(売上)はそんなに強い数字が出ているわけではない。つまり雇用を含めコストダウンを頑張って利益を捻出してるということで、雇用にしわ寄せがいっている可能性は高い。8月でまた予想以上の大幅減になる可能性はあるので、まだ見極めは難しいと思う。

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August 05, 2009

再び原油70ドルへ

 需要がついてきてないのに70ドルまで一気に上げ、つい先日予想以上の在庫増加が分かって急落した原油価格だが、経済の先行き楽観論の台頭で再び70ドルを突破してきた。

 株価といい商品市場といい、過剰流動性の影響なのだろうか、ちょっと気が緩むと一気に市場を動かしてしまうというのはやはり流動性の弊害なのだろうな。世界各国で出口戦略の噂が出始めるのを聞いて、大分気が早いなーと思っていたのですが、ぼちぼち出口も考えた方が良いのかもしれない。

 それから、こういう流れを見越して煽るレポートを出してくる証券会社とかなんとかならないんだろうか。無理とは分かっているけど、レバレッジ規制と一緒に、レポートで煽るのも規制して欲しい。
 先日もゴールドマンがドル円105円をレポートで出して円が急落してました。1年前に原油200ドルと煽った数ヶ月後には、30ドルまで急落したように決していつも的中しているわけではないのですが、ゴールドマンがレポートを出す→市場がその方向に動く→だからゴールドマンの予想が当たる、みたいな本末転倒の流れになっているのはいかがなものかと思います。

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August 01, 2009

なんでだろ

 積極的に民主党を推すつもりは全くないのだが、麻生が熱弁をふるうほど、森だの町村だの加藤だの山拓だの終わった人たちの名前を見るほど、中川秀だの塩崎だの文句言うだけで行動に移さない人たちの名前を見るほど、どんどん自民党には投票したくなくなる。。

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July 30, 2009

今度はじわじわと楽観論台頭

 先週から何やらまた妙に楽観論台頭気味。春先のように押せ押せの楽観論という感じではないものの、じわじわと値を上げ続けてる展開が続いている。2Qの決算は「思ったほど悪くない」企業が「結構多い」だけで、決して良くはないし、どの企業も思ったより好調というわけではないのだが。

 ぼちぼち出口戦略なんていう言葉が欧米中心に聞こえ始めたけど、出口がそれなりに見えているのなんて、中国とオーストラリアくらいのもんじゃないだろうか。その中・豪ですら、中国は公共投資を中心とした投資バブルの気配があるし、その中国への依存度が高いオーストラリアもまた中国が傾いたら微妙。急に強きに転換したニュージーランドは最近の経済指標は悉く悪いし。なんで60円台を維持しているのか疑問。

 というわけでクロス円は買いにくい状況なんですが、かなりレンジを絞って売買しています。豪ドル円なら50銭-1円幅で、ポンド円ですら1円-1円50銭くらいで。おかしいとは思っていても、今の相場だとみんなが楽観論に傾いている時は、自分もついていかないと全然面白くないので。

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July 29, 2009

自民党の野党力

 長年与党の座にあったからなのか。それともしっかりした野党を見てこなかったからなのか。かなり残念な野党力を見せつけている。
 
 なんか幹部連中の民主党への批判を見るにつけ、そのレベルの低さに愕然。

 麻生降ろしのゴタゴタといい、自党内のマニュフェスト作成といい、民主のマニュフェスト批判といい、幹部連中の失言といい。
 民主政権は長くは持たないとは思うが、自民党が復権するのも近くはないかもね。

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July 28, 2009

懲りない麻生失言、どこまでも不愉快な男

 なんかもう確信犯じゃないかと思ってしまう。

「元気な高齢者をいかに使うか。この人たちは皆さん(青年会議所のメンバー)と違って、働くことしか才能がないと思ってください。働くということに絶対の能力がある。80過ぎて遊びを覚えても遅い。遊びを覚えるなら青年会議所の間くらいだ。そのころから訓練しておかないと、60過ぎ、80過ぎて手習いなんて遅い」

 麻生曰く、高齢者の活用が日本経済活性化に必要であることを言いたかったんだとか。
 急速に高齢化が進む日本にあって、高齢者を活用していくことが、日本経済の活力維持に必要であることは誰でも分かる。どうやら大層デキの悪い麻生君でもそのくらいは分かるようだ。(生産者人口が減っているわけだから、生産者人口比率が少ない高齢者・女性を活用するか、海外から労働者を呼ぶしかない。いずれも労働人口を増やし、社会的な扶養者を減らす一石二鳥な策。)

 ならば素直にそう言えば宜しい。別に総理が笑いを取る必要はないし、オバマのように人を傷つけずにウィットに富んだジョークを飛ばして笑いを取ることは出来るだろう。(オバマもかつてジョークで失言があったが。)

 同じ「高齢者は働くことしか才能がない」と言うにしても、高齢者をYouあるいはTheyではなく、Weとして発言するだけでも大分違う。例えば
「我々(麻生も若作りしているが、70近い立派な高齢者だ)高齢者は、焼け野原の日本に生れ、仕事一筋で遊びに脇目もふらずに、ここまで日本を成長させてきた。だから働くことしか才能がないんです。私も死ぬまで働きます。」
 こういうだけでも大分違うんじゃないだろうか。

 それなのに、明らかに麻生の発言は俺:麻生、と、彼ら:高齢者を分けて発言しているし、自ら遊び通であることを自認している麻生からすれば、後段の件は明らかに上から目線。
「元気な高齢者をいかに使うか。この人たち(They=麻生を除く高齢者)は皆さん<青年会議所のメンバー>と違って、働くことしか才能がないと思ってください。働くということに絶対の能力がある。80過ぎて遊びを覚えても遅い。遊びを覚えるなら青年会議所の間くらいだ(俺:麻生は若いうちから遊びを知ってるけどね)。そのころから訓練しておかないと、60過ぎ、80過ぎて手習いなんて遅い(だから俺:麻生みたいに遊びを知らない庶民の高齢者は働けよ)」

 本当にどこまでも不愉快な男だ。ここまでくると確信犯じゃないかと思ってしまうのだが、違うのならよほどおめでたい幸せな脳をお持ちのようだ。

 現役総理落選して、物笑いの種にならないかなー。

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July 24, 2009

細田幹事長の「国民の程度」発言

 ほー自民低迷の戦犯の一人の盆暗幹事長が言ってくれるじゃないか。

 なんか細田に限らず、自民党の幹部のお歴々の慌てふためいた発言がなんとも頼りない発言ばかりで、自民党の凋落を表している。与謝野・甘利・石破らが民主のマニュフェスト批判、すでに野党のようですね。
 麻生も民主党のバラマキ、そしてその政策財源について批判しているが、散々バラマキ政策を出した麻生にバラマキ批判なんかする資格あるのか、財源についても「景気が上向いたら消費税増税」と民主党鳩山の「少なくとも4年間は増税しない」って表現の違いだけで、大差ないだろうが。

 政権が近づいてきたから現実路線に転換する民主党の行動も褒められてものじゃないが、マニュフェスト自体の作成もできていない政党の人間が文句だけ言うな。自分の政党のマニュフェストも出してから文句言えよ。自民党の人間がこきおろしているマニュフェストを出す政党に圧倒されている足元の現状をよく見直した方がいい。国民からは民主党以上に政権を任せられない政党と見なされている、ということを。

 民主党にも散々がっかりさせられてますが、近年の自民党には同じくらいがっかりさせられます。

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July 22, 2009

帰ってきたズレ大臣

 何かとお騒がせのパンダが不出馬宣言したかと思ったら、ズレ大臣こと中山成彬元大臣が再び立候補するそうな。

 例のズレ具合も大層気になりますが、世間の空気とのズレ具合も相変わらず絶妙です大臣。自民逆風の一翼を担った貴方ですが、健闘を期待しています。

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July 17, 2009

米金融機関2Q決算はいずれも好調

 先日のゴールドマンサックス、JPモルガンに続き、懸念されていたBOAやシティまでもが2Qで好決算を発表した。特にシティは赤字が予想されていたにもかかわらず黒字転換。

 とりあえずフローの面では出血が止まったと見てもよいのだろう。ただ1Q決算の時も書いたのだけど、こんだけ低金利であれば、ある意味業績が上向くのは当たり前であって、不良化した資産がどうなっているのかが気になるのですけどねえ。

 そんな状態が見透かされているのか、好決算の割にNY株式市場はわずかな上昇に留まっていますね。

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July 13, 2009

解散は下策か?

 ようやくというか今さらというか、解散に踏み切るらしい。

 結果論でいえば、最善のタイミングは昨秋だったと思うが、そこを逃してしまった以上、どこで解散しても苦戦は免れなさそうであることを考えれば、都議選で民主が解消した今このタイミングというのは案外悪くないかもしれない。民主に風が吹いている今だからこそ民主の勝ちすぎ警戒もでてくるだろうし。

 自公結構善戦するかもね。

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July 12, 2009

東京都議選

 まだ全議席確定していないが、民主が第一党に躍進。自公の与党は過半数が微妙な情勢(23:00現在)。

 都政、国政の両方の政治家が「国政と都政は別」と発言しており、実際都議会レベルで自公に大きな失点があったという話しは聞かないが(新銀行東京とかあからさまな失政はあったが、それを問うなら石原都知事の再選はおかしいだろう。)、それでも自公与党は大幅議席減となりそうだ。

 決して民主党に積極的な風が吹いているわけでもなく、単なる反自民の風なんだが、他の首長選挙も見てもなかなか風はおさまりそうにないですねえ。。

 この都議選の結果を受けて、また自民党内で麻生降ろしという名の総裁選前倒し論が活発になるのでしょうが、自ら選んだ総裁を数ヶ月でポイしようとする自民党の体質自体に嫌気がさしている空気を読めないんでしょうかねえ。個人的には麻生総理総裁のまま玉砕して、深く反省して出直してくれた方が好感持てます。去年と同じように人気頼みで総裁を選んだり、パンダを使うような政党なら当分立ち直ることはないと思いますし、支持することも決してありません。

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July 05, 2009

ペイリン州知事が辞任へ

 先のアメリカ大統領選で共和党の副大統領候補として、一躍時の人となり、オバマ大統領誕生へ一役買ったサラ・ペイリン氏がアラスカ州知事を今月末で辞任するそうな。

 まだ理由については定かじゃないが、ロイター曰く次期大統領選への準備と憶測を呼んでいるとか。

 どこの国にも勘違いするパンダはいるんだな。ちょっとほっとする。

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July 03, 2009

アメリカ6月雇用統計

 失業率9.5%、雇用減46.7万人。

 予想値は失業率9.6%で、これは予想値よりも良かったものの、雇用者減数は予想が-36.7万人程度と言われていたので、予測値-10万人というネガティブサプライズ。

 個人的には先月の雇用統計の数字は良すぎたと思っているので、今月は反動減で40万人台に戻るんじゃないかなーと適当に予想していたので、思ったより悪かったが、それほどインパクトのある数字でもなかった。むしろ予想値が-36.7万人となっていた方が驚きだ。

 

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July 02, 2009

パンダの放言エスカレート

 「総裁にしてくれるんだったら、自民党から出馬してもいい」くらいの放言だったら、ジョークとして秀逸だし、宮崎県への思いをアピールもできて、なかなか面白かったのだが、段々麻生も霞むほどの勘違い発言が出て来たり、本気っぽく語り出してるし、正直かなりドン引き。

 国会にパンダは何匹もいらないよ。もうたくさん。同じ宮崎なら、まだズレ大臣こと中山の方がマシだよ。

 南関東ブロックの比例1位なんて噂も出て来ているけど、つまり同ブロック内で出馬する他の候補者はそのまんま東以下ってことだよな。全滅して欲しいよ。

 冗談は宮崎の中だけでして下さい。

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June 28, 2009

派遣村が閉村、就労確認は13 人

 派遣村の活動については、生存のセーフティネットという意味でとても意義深いものではあったが、ネットで踏み留まっても、やはり雇用は厳しい。

 まだ今年半分過ぎたところだが今年の年末も同じような状況になっていることは間違いないだろう。

 話題になったから覗きに行った政治家達も単純に本人の努力不足に結論づける頓珍漢や、そもそも政局と選挙に目が奪われてもう忘れている連中ばかりじゃないかな。首の寒い政治家たちは職を失う怖さは分かっているはず、ここいらでちょっと考えてみるべきでは?

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June 23, 2009

自民党も堕ちたな

 東国原宮崎県知事みたいな素人の毛が生えたような程度の政治家に頭下げて出馬要請して、総裁の椅子を要求されるとはね。

 あんまり知事の実績しならいけど、名産品のアピールと、中央への道路の要求以外何かしてるんでしたっけ?テレビの露出の回数からして、あんまり他に実績ありそうにも思えないけど。とはいえ地方のセールスマンとしての実力はピカ一ですけどね。

 ただ東国原知事も調子にのってそんな発言をしたとも思えない。もうちょっと色気を見せるかと思ったが・・・意外な態度。何か裏がある??

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June 17, 2009

また支持率が危険水域に

 まあ西松の一件で支持率がアップしていた方が不思議でしたが。

 個人的には厚労省分割でまたも浅はかな考えを露呈したことはともかく、郵政人事&鳩山問題に関しては結論として麻生の判断は間違ってないと思う。法的に黒というわけでもないのに、現時点でまだ株式を多数保有しているとはいえ、民営化された会社の人事に文句をつける総務相の方がおかしい。じゃあJTの冷凍食品事件とかでも、JTの人事に文句つけんのか、と。
 ただ、相変わらずうだうだな対応をしてしまったり、「うだうだだと誤った印象を与えたのが遺憾」とか相変わらず分かってない発言をしてしまうあたりが麻生クオリティ。何も学習してないんだね。

 その後鳩山前総務相は、西川後任リストなる手紙を麻生から受け取ったとバラして、新たな火種を巻いている。さすが友達の友達がアルカイダ。暴露テロ・・・

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June 12, 2009

直球しか投げられない、といえば聞こえはいいが

 鳩山総務相曰く「大変ご迷惑をお掛けしているようだが、一人ぐらい直球しか投げられない人間がいてもいいのではないか」

 直球勝負は大変結構なことですが、ちゃんとストライク投げてください・・・・

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June 02, 2009

こんなの長続きしない

 今日はGM破綻で大喜び!?ってわけじゃないだろうけど、各国市場は大幅高。特にNYダウは200ドル近い上げ。これがあく抜けってヤツ??

 でも冷静に考えて、アメリカ最大の自動車メーカーが破産手続きに入って、4兆円近い税金突っ込んで、これから厳しいリストラを始めようってのに、何を楽観しているんだろう?

 破綻するかしないか、の不確実性が一つ解消されたのは確かだけど、何も事態は好転してませんよ。(ただし、建設支出とISMはちょい予想以上だったのはポジティブ)

 納得いかないとはいえ、流れについていった方がお利口なんだろうけどさ。

 でもどーにも納得いかないんだよねえ。

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June 01, 2009

GMは破産法適用、クライスラーは再建計画承認

 GMの破産法適用は既定路線、クライスラーは思ったよりも早く再建手続きが完了した、という印象。

 まあクライスラーはフィアットというスポンサーがいたことも大きい。だが、再建手続きがうまくいっても、再び経営が軌道に乗るかどうかは未知数。GMも破産したことで、ビッグ3唯一の破産会社ではなくなったが、フォードが破産法を適用せずに頑張っているわけだし、税金ぶち込んだ会社の車を果たして消費者が買うのだろうか。
 アメリカの消費者は一時を除けば日本の車だって買っていたし、クライスラーがダイムラーと合併した時も特に販売が落ち込んだことはなかったようだし、あんまり気にしない国民性のような気もするが。

 今日は東京市場で日経平均も大幅高、NYも時間外で上げている。相変わらず良いニュースは過剰反応、悪いニュースは無視か、「あく抜け」という奇妙なロジックで突き進む気持ち悪い市場が続いている。

 どこで次の落とし穴があるのか、全く見えない。楽観論が強いだけに、一度この楽観論が傾くと大きく下げてしまうように思えるのだが・・・

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May 22, 2009

マスク率上昇

 なんか関東で初めての感染者(除く成田空港での感染者)が出たと思ったら、今日からマスク率かなり上昇。

 マスク一応ストックしておくかーと思って楽天のショップを覗いたら見事売り切れていた・・・うーん、よく言えば日本人ってこの手のリスク対応早い。
 かく言う私もウィルス等への抵抗力が何故かかなり弱いため、一応マスクしてます。単に普通の風邪引いただけなんだけど、このご時世に電車でノーマスクで咳とかくしゃみすると相当白い目で見られるので・・・

 なんかニュースで「関東の感染者は感染経路が分かっているので大丈夫、関西は感染経路不明なので危ない」みたいなアホなコメントがあったようですが、関東・関西間で毎日数え切れない人が移動していることを考えると、あまり意味のない議論ですね。

 でも今のところ新型インフルエンザって感染力は強いけど弱毒性。でも人→人感染で強毒化する可能性もあるらしいから、弱毒性の今のうちに罹患しておいた方が、実は後々助かるのかな、なんて思ったり。
 ・・・でも強毒性に変わるのが直近でないなら、ワクチンもできてるだろうからそっちの方がいいか。。

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May 21, 2009

GDPは過去の話・・・(結果)

 by 最近微妙に影が薄い、与謝野影の総理

 結果は年率-15.2%。。

 そして「すでに過去のことで、(現在は)最悪の時期を脱している」「最悪の状態は1~3月で、4、5月はいろいろな指標が上向き始めていると思う」で、「大型倒産や金融機関の破綻(はたん)がなく、失業率も過去最高を記録することなく最悪の時期を脱したある種の安堵(あんど)感がある」だそうだ。

 ここにもいたよ。不思議な楽観論者が。


 一応「昔の成長軌道に乗るには相当の苦労と期間、他国(の経済が)が良くなるなどの前提条件があり、本当の上昇気流に乗るにはまだまだ努力が必要」と付け加えることも忘れなかったが、そんな簡単に最悪期脱出できるんだったら、無理に15兆円使う必要ないじゃん。1-3月期は麻生を筆頭に政府与党自慢の経済対策なんて殆ど関係なかったんだしさ。給付金なんてなかなか来ないから忘れちゃったよ。

 まあリーマン破綻時に、「日本への影響はハチに刺された程度のもの」と、超楽観発言しておきながら、「ハチにも色々。なめてはいけないということ。」という意味不明な釈明をして誤魔化したような、頼りにならない経済・政策通ですから。

 次はなんて言い訳するのかな。

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May 20, 2009

GDPは過去の話・・・

 by 与謝野影の総理

 まあ仰る通りですけれども。

 -16%とか-18%とか予想が言われている中で、政府としてショックを和らげないといけないのも分かるんですが。


 でも、それを言っちゃーおしまいでしょ。

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May 18, 2009

衝撃の世論調査

 毎日新聞の世論調査の結果。びっくりです。

 首相にふさわしい
 ・麻生首相・・・21%
 ・鳩山代表・・・34%

 衆院選で勝って欲しいのは
 ・自民党・・・29%
 ・民主党・・・56%

 麻生内閣の支持率
 ・支持・・・24%
 ・不支持・・・58%

 代表戦の結果、岡田氏を支持していた民主党の中堅、若手はうまくまとまらないんじゃないか、とも思いましたが、これは岡田支持派も鳩山新代表の下、一致団結するんじゃないでしょうか。

 一方、与党サイドには厳しい数字でしたね。今日は「鳩で良かった」的な空気が広まっていたようですが、一気に冷や水かけられました。あー結局世論は小沢氏に×をつけただけだったのか、と改めて認識。

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May 16, 2009

民主党代表選結果

 結果鳩山氏が岡田氏を下して再び代表の座に。

 意外に岡田氏が善戦したように思うが、結局この短期間では逆転するところまでいかず。政策論争も活発に行われたとも言えず、なんとも慌ただしい代表戦だった。

 新代表の鳩山氏、小沢氏に執行部入りを打診することを早くから表明しているのが気がかり。傀儡とまでは行かないけど、辞任する小沢氏を即執行部入りさせるのってどうなんでしょ。執行部に残すんだったら辞めなきゃいいじゃん、っていう話だと思うんだが。

 それにしても改めて鳩かーっと思うってしまう。名家の生まれで資金力に恵まれていたとはいえ、90年代半ばから野党の中で中心勢力を保ち続けている数少ない人であり、評価すべきところは評価したいけど、旬を外しているという印象は拭えない。

 自民党も「相手が鳩なら麻生のままでもいっかー」ってならないかな・・・麻生長期政権だけは勘弁して。

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May 15, 2009

民主代表戦

 何をそんなに焦っているのか、次期衆院総裁選で勝って、日本の総理となる人間を選ぶ選挙だというのに、ずいぶんあわただしいですねえ。
 こういうところからも民主党ってまだまだ政権党として未熟というか不安ですよねえ。

 今のところ鳩山氏が優勢のようですが、万年野党の党首としてならまだしも、総理候補として推すと考えるとなると、微妙ですよねえ。世襲議員を一つの論点としながら、三世議員をトップに据えてしまうのもいかがなものかと・・・

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May 13, 2009

今さら鳩?

 突如辞任発表した小沢代表の後任代表だが、岡田元代表の他、鳩山元代表の名前も取り沙汰されている。
 
 とりあえず代表戦となれば風物詩のように出てくる菅元代表が珍しく即意欲を示さないのが意外だが、「元」しか出てこないところに民主党の層の薄さを物語っている。
 それにしても今さら鳩でもないだろうに。鳩山(由)代表と、鳩山(邦)総裁の兄弟大連立とか冗談でも止めてね。

 辞任問題でマスコミの前で文句言ってた小宮山議員とか、そんなに文句あるんだったら自分で出馬すれば良いのに、とか思うのだが出ないんですかね。もちろん推薦人が集まるわけもないが。中堅どころの野田議員とか、枝野議員の名前も今回は挙がらないですね。 年金の話題が減ってしまったのでミスター年金こと長妻議員の出番はまだないでしょうが。

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May 12, 2009

結局これが民主党の限界なのかな・・・

 党首討論申し込んでおいて、小沢代表辞任発表。

 福田辞任~麻生政権発足に至るまで、かつてなかったほどの追い風を受けておきながら、結局「アンチ自民」の一定の風を頼むのみで、本格的な受け皿としての力量を示せず、公設秘書逮捕後、今でも所詮寄せ集め感たっぷりのゴタゴタ劇で、風すらも逃して失速。

 結局これが民主党の限界なんですかねえ。永田町と霞ヶ関に緊張感を持たせる意味で、民主党にはいい加減一本立ちして欲しいとずっと思っているのですが。残念です。

 それにしても小沢代表の辞任に至るまでの経緯も微妙感というかがっかり感漂いますねえ。一世を風靡した経世会の筆頭(?)奉行までも表舞台を去る。一つの時代が終わったんでしょうねえ。

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4月アメリカ雇用統計 その2

 見落としそうになりましたが、さりげなく2 月は-65.1 万人から-68.1 万人に(-3 万人)、3 月は-66.3 万人から-69.9万人に(-3.6 万人)下方修正されている。。

 マーケットを見ながらある程度数字を作って様子を見ながら修正しているような気がするのは気のせいでしょうか・・・
 
 4月の数字も、先刻のストレステストの結果も、いまいち信用できないんですよねえ・・・

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May 11, 2009

14兆円の使い道

 政府与党は補正予算案の早期可決に意気込んでいますが、14兆円という金額の大枠だけ先に決めたような予算案でまともな案がそんなに簡単に作れるんですかね。

 ここぞとばかりに霞ヶ関がお手盛りで色々つぎ込んでいるのが、チラチラ見え隠れしている。縮小・廃止が決まっているような独法に予算つぎ込んでいるのを見ると、あーまたか、と。
 こういうのを見ると、やっぱり「日本はもう立ち直れない」っていうのが正しいのかな、と思ってしまう。

 民主党の相変わらずのゴタゴタには嫌気がさしますが、大事なところはしっかり追求して頂きたい。

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May 08, 2009

4月アメリカ雇用統計も無事通過


 注目のアメリカ雇用統計だが、事前のADP指数や、新規失業保険申請者数なんかから予想されたように、予想よりもかなり強めの数字となった。(新規失業53万人、失業率8.9%)

 またしても楽観ムードを後押しする内容だが、未だ失業者数が50万人を超えており、今年に入ってから既に200万人以上が新規に失業している計算になる。これをもって楽観論が行きすぎるのはいかがなものかと思うのだが、市場は市場としてあくまでも「起きていることは正しい」と考えなければいけない。

 個人的にはこれから先の景況感としては
 中国>その他BRIC>オセアニア(但しオーストラリア>>ニュージーランド)>アメリカ>EU>イギリス>日本

 という感じでしょうか。オセアニアとアメリカの中間位に入るかな、と数ヶ月前まで思っていましたが、おそらく2Q連続でGDP二桁減になるであろうという現実を見ると、一番下と見るほかないかな、と。

 時の総理は世界で一番最初に不況脱却を目指す、と意気込んではいましたが。。

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May 07, 2009

みんなで渡れば恐くない、か

 株も為替もみんなで渡れば恐くない、という感じですね。直近の経済指標は強めのものがかなり出ていますが、これは悪すぎた1-3月の一時的な反動じゃないか、と。私はまだネガティブ派。

 私はまだ信号は赤だと思っているので、恐くてまだみんなと一緒には渡れません。

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May 02, 2009

弱者連合とは言わないが

 結局ビッグ3の一角、クライスラーは破綻。米政府の支援を得て、フィアットが救済するようだ。米市場で足場を広げたいフィアットとしては、クライスラーの店舗網や生産設備等は魅力的に映るのだろうが、

 そもそもフィアットとクライスラーが組んだところでどうなんだろう。少なくとも日本市場ではフィアットもクライスラーも極々小さい存在感しかなく、両社が組んだところで弱者連合の域を出ない。アメリカ市場でもそんなに存在感を放つ存在とはならないだろう。「ジープ」「アルファ」が好きならともかく、普通の車乗るならGM、フォード、トヨタ、本田、日産、ヒュンダイ、VW乗るよね。クライスラーもフィアットも品質の評価は高くないし。

 あとは、GMだがとりあえず今回のクライスラー破綻の反応を見ながら、落ち着いているようなら同じようにチャプター11で破産に持っていくのだろう。ただビッグ3と一括りにされているがクライスラーとGMでは規模が桁違いなので、どうか。また債権者もクライスラーの破綻までは耐えられてもGM破綻には耐えられないところも出てくるかもしれない。
 市場は妙に落ち着き、というかむしろ楽観論がまた支配的になっている。確かに景気悪化の速度が弱まっているのは統計にも出て来ているが、まだ「悪化減速」しているだけで、好転はまだ先だと思う。

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April 29, 2009

世界各国で豚・豚・豚

 当初メキシコローカルの話で済むのかと思いきや、感染は世界各地に拡大。全てメキシコから人を経由して感染しているようだ。人の往来は止めようがないので、感染拡大は暫く続くだろう。

 それにしてもあっという間に金融経済にインパクトを与えるとは思っていなかった。世界各地の株安や、円高の背景について「豚インフルエンザが・・・」と解説されているのを聞いて、当初は本当にそれが原因なのかなーと思っていたが、どうやらそれなりにインパクトを与えそうなくらい感染が拡大している。
 状況は予断を許さないが、推移を見守りたい。日本では感染報告が出ていないが、アメリカやメキシコへの往来の人数はそれなりにいるので、日本にも感染拡大してもおかしくない。現に韓国では感染が疑われている人が出ている。
 
 数少ない救いといえば、パンデミックの起こりやすい冬場でなかったことか。

 それにしても鳥インフルの次は豚インフルか。そのうち牛インフルとか、馬インフルとか出てくるんですかね。。

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April 23, 2009

鳩山総務相「めちゃくちゃな怒り」

 ・・・まあ地デジ移行のキャラクターが全裸で逮捕というのは確かに怒りを覚えるのも分からなくはないですが。

 かんぽの例を持ち出すまでもなく、総務相という立場にありながら、行き当たりばったりの発言を繰り返す大臣の方に怒りを感じますよ。一国民として。

 まあ逮捕された人間をメインキャラクターとして使い続けるのは良くないとは思うけど、悪質な犯罪でもないし、新たなキャラクター立ててCM作り直して・・・ってのに税金使うくらいなら、そのまま草なぎにやらせてもいいと思うけどね。

 酩酊の上での失態だけど、金融危機の真っ只中の国際会議で酩酊してた中川元財務相より全然マシだよ。日常茶飯事敵に奔放な失言を繰り返す鳩山とか麻生の方がよっぽど酩酊してるんじゃないかと思ってしまう。

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April 20, 2009

米金融機関の足の引っ張り合い

 ゴールドマンがシティの決算について「一時的項目が多すぎて、決算を不透明なものにしている」と言いがかり?をつけて、NYダウは久々の大幅安。

 なんか昨秋にも同じようなことというか金融機関同士のレーティング引き下げ合戦があったような気がしますし、連発される金融機関の好決算はみんな怪しい怪しいと思っていただろうし、そもそも揚げ足を取ったゴールドマンの決算は完全に透明なものと言えるのか、という疑問も湧きますし。まだまだ混乱は続きそうです。

 そんなゴタゴタをよそ目に、やっぱり各国の中でもぶっちぎりの2Q連続GDP二桁マイナスという泥沼に喘ぐ日本の東京市場は今日はなぜかプラス引け。おそらく利益なき繁忙であろうシャープとか、中国のGDPが予想以下の成長だったにもかかわらず中国関連とか上げたりしていて、こちらも混乱中?

 とりあえず塩漬け化していたポンド円のショートは一部解消しました。

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April 18, 2009

不思議な支持率アップと上機嫌

 どうも麻生の支持率が25%ほどに回復し、不支持率も50%台に下がったようですが・・・

 なんで?
 あのバラマキが?それとも北への対応がよかった?単に小沢が不祥事起こしただけなのに?それが麻生の消極的支持につながるわけ?

 さらに不思議なのは・・・

 妙にご機嫌な麻生(なぜかイラっとします)。

 なんで?支持率25%だよ?不支持は倍の50%台だよ?なんでご機嫌になるかね・・・
 不人気首相の常套文句は「支持率に一喜一憂しない」ですが、こういう人は大概下がってもこんな文句で強がりますが、上がると妙にご機嫌になりますね。還暦過ぎの爺さまが単純に喜ぶ様はちょっと微笑ましく見えなくもない。
 でも本人このままジリジリ上がっていくと勘違いするんだろうなー。もう一刻も早く退陣して欲しいのに、変な自信つけられて長居されるの勘弁だなあ・・ 自信喪失されて政権運営されても困りますが、単なる政敵の敵失で上がった支持率でご機嫌になられては困る。。

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April 17, 2009

シティは赤字

 ま、さすがにね。これえシティまで好決算出しちゃうと、決算の中身自体が本当に疑わしくなっちゃうし。

 ただクレジット絡みの損失は出ているものの、他行同様にそれ以外の営業ベースでは利益は出ている模様で、額面通り受け取って良いのであれば、資産価格が回復して、証券化市場が復活すれば、あとは時間が解決してくれるとも言えそう。
 日本のバブル崩壊の時もそうでしたが、銀行は過剰な欲さえ出さなければ儲かるビジネスですからね。。

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April 16, 2009

JPモルガンチェースも好決算

 こうなると問題はシティですね。

 シティも好決算になると「あの騒ぎは何だったのか?」ということになり、また「表面上は好決算でも裏でとんでもない損失(時価会計基準が緩和されて合法だったとしても)抱えているのではないか?」という新しい疑念が生まれてくるでしょう。

 さらに考えられるのは、議会や国民の反応。多額の税金を投入して救済した金融機関が、わずか1Qで何千億という利益を稼げるんだったら救済する必要なんてないんじゃないか。という反応が出てくると思います。ウォールストリートへの風当たりはますます強まるでしょう。

 日本のバブル崩壊時には散々偉そうな口利いたアメリカですが、クルーグマンが謝罪したように、結局当事者になってみたらバブルの後始末は簡単ではない、ということですね。

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April 14, 2009

ゴールドマンも好決算

 ウェルズ・ファーゴが先陣切って好決算を発表していただけに、ある程度予想はつきましたが、ゴールドマンサックスも好決算。1Qだけで2000億円稼いでます。

 まあ金融機関が業績好調なのはよいことなんだけど、時価会計の基準緩和もあって、証券化商品の傷み具合を確認することができなくなってしまったので、決算が良くても不透明感は残る。

 紙くずというか、まったく値がつかなくなってしまった証券化商品は「怪しげな肉の入ったハンバーグ」に例えられてりしているが、時価会計の基準緩和によって、紛れ混んだ怪しげな肉が取り除かれたわけではなく、「怪しげな肉が入っていても当面OKです」って言っているだけだからなあ。

 まだまだ解決には遠い、と思ってます。

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April 13, 2009

まだバラまくの?

 中途半端に定額給付金2兆円(国民1人につき1万2000円)をバラまくだけでは飽きたらず、今度は15兆円の財政投資を行うらしい。

 もちろん全ての公共事業がダメだとは言わない。ドイツを中心にヨーロッパ各国がやったように太陽光発電に対する補助金や、エコカー普及、100年住宅・・・etc。経済成長、ひいては国民を豊かにする公共投資はあり得るとは思うが、あまり議論も進まないまま15兆円の大枠が決まって、またバラマキが始まり、財政赤字は雪だるま式に増え、そしてまた不要な箱物が出来て、官の無駄遣いと既得権ができる。

 公共投資の効果はどこまであるかは分からないが、将来的な増税は確実にやってくる。

 「景気がよくなったら財政再建」、と先行き長くない上に、お金持ちな政権閣僚の方はよいが、結局バブル期以降、景気が一時的によくなることはあっても、財政赤字は膨らむ一方だ。どういう条件になれば財政再建に着手するのか、具体的な話しは何も打ち出せていない。
 西松の一件で民主党がやはりダメなことは改めて分かったが、やっぱり自民党もダメとしとしか言いようがない。

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April 10, 2009

にわかには信じがたい好決算

 アメリカでは大手銀行のウェルズ・ファーゴが1Qの決算を発表した。なんと利益は30億ドル(3000億円弱)!!

 このニュースを最初に見た時の印象は「え、ホントに!?」・・・

 だって、1Q(09年1月-3月)といえば、3月半ばから明るい兆しは見えていたとはいえ、まだどん底の状態。シティなんかも1,2月は利益が出ていた、とは言っていたけど、それにしてもあの環境で3000億の利益!?
 Yahoo!Financeでウェルズ・ファーゴ絡みの情報拾ってみたけど、アナリストのコンセンサスは1000億円強の利益予想だったし、強気予想でも2000億円弱、去年の1Qの利益も2000億円強だったのに、それがなんと3000億円。

 じゃぶじゃぶに金融緩和しているから、利益が出るのは分かるのだけど。それにしてもこの数字。

 ・・・ちょっと信じがたいよねえ。

 火事場のトレーディングで荒稼ぎしたのかなあ。

 こんだけ利益上げられる金融機関に多額の公金突っ込んだら、それこそ議会も国民も黙ってないよなあ、とか色々考えます。

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March 29, 2009

結婚式、と今年初風邪

 今日は友人の結婚式に出席。何回出てもお祝いの席というのは良いものですねえ。ご無沙汰していた友人にも会うことができましたし。
 
 と、せっかくのお祝いの席だったのですが、今年初めて風邪を引いてしまい、酒を飲んだら急激に回ってしまいました。二次会はさっくり引き上げて家で爆睡。。

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March 28, 2009

高速1000円始まる

 この週末から高速1000円の区間が大分広がったようだ。大型連休並みとは言わないまでも、やはり客足は増えてSAでトイレ行列ができていたとか。

 でも去年の今頃は確かガソリンの暫定税率問題で、暫定税率廃止を渋る政府与党は「環境に負荷のかかるガソリンの税率を下げることは、好ましくない」とか言ってましたよねえ。イヤミ三兄弟(福田・町村・伊吹)を中心に。ガソリン暫定税率と高速道路利用は同列に比較することはできないけど、こういう都合の悪い時は黙っちゃうのは何でなんですかねえ。

 懐かしいなあイヤミ三兄弟。今頃何してんのかなあ。最大派閥の長になったからって間違っても総裁に色気を出さないで欲しいなあ。

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March 27, 2009

政治とは相対的なもの

 麻生が失政(失言、その他感じ読み間違い含む)すれば、小沢の人気が上がり、小沢が躓けば、麻生の人気が上がる。この相対的な関係を見ると、曲がりなりにも二大政党制が定着してきたのではないのかな。遠い昔、社会党が最大野党だったとき、自民党の党首(首相)が失政した時に社会党の人気がどれほど上がったかを考えると、時代は変わったなあ、と。

 世論の風が最大支持者の民主党にとって、「小沢代表の続投は好ましくない」というリサーチ結果が過半だったことは民主に取っては悩みの種だろう。

 最大支持者が不安定な他、集金力がない(良く言えばクリーン)なのも民主党の悪いとこ。政党助成金に頼るばかりで、収入の9割以上を税金に頼っているような政党だから、小沢が孤軍奮闘して企業献金で無理しちゃったんじゃないかなー、と思ったりもする。
 のうのうと税金のみで政治活動しておきながら、民主党内のマイナー議員までもが公然と小沢批判をしてしまうのはどうなのか、と。小沢の肩を持つわけではないが、民主党議員が苦手そうな地方のドサ回りや、集金業を懸命にこなして、民主党の基盤を整えようとしている人間を、税金におんぶにだっこできれい事だけ述べてるような議員に批判する資格があるのだろうか。なんかこの辺親の心子知らずな感がたっぷり。

 政治はクリーンであればそれにこしたことはないけれど、完全に政治活動がクリーンになっているわけでもないし、今話題の小沢や二階の他にもグレーな献金を受けている議員は沢山いると思うし、グレーなところは多少は必要悪かなと思う(もちろんクロ=法を犯すのはダメだけどね)。
 完全にクリーンで無能な政治家よりも、多少グレーでも有能な政治家がいる方が良いな。

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March 18, 2009

ラジオNikkeiのPodcast「聞く日経」が有料コンテンツに

 数年前から聞いていた「聞く日経」だが、4月から有料コンテンツになるらしい(週末の「ウィークエンドストック」も)。どっちも聞いてたんだけど、有料となると課金される金額次第だけど、微妙だなあ。
 特に「聞く日経」でニュースの概要を聞いた後、結局紙面でも読んでいるので、有料化されるくらいなら聞くのやめるだろうな。

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March 09, 2009

違法献金問題「自民党には波及しない」の発言の主は漆間副官房長官

 民主党の「小沢秘書逮捕は国策捜査だ」という主張(トーンダウンしてきたけど)を裏付けするような、「(違法献金問題は)自民党には波及しない」と、オフレコで発言したとされる政府高官は、漆間副官房長官だったとらしい。

 それにしても情報管理には精通しているはずの警察庁で長官まで務めた人間が、オフレコとはいえどうしてこういう迂闊な発言をしてしまうのかねえ。。

 ・・・なんか本当にこういう下らない話題が政治の世界では多い。前向きな話しがニュースにならないのか、そもそも前向きな話題がないのか分かりませんが。。

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March 08, 2009

アメリカ失業率は8%超え

 注目のアメリカ2月雇用統計が発表され、またも予想を下回る65万人減(非農業部門)となり、失業率は8%を超えた(8.1%)。

 与謝野PKO発言あたりから、ちょっとだけ株価はデカップリングしている日本だが、大きな流れとしてはアメリカ経済の復活なくして、日本の経済の復活もない状況は変わらず、そしてアメリカの経済は個人消費が盛り上がらないと復調せず、個人消費が盛り上がるには雇用がしっかりしてもらわないといけないわけで・・・まだまだ時間はかかりそうですね。(もっというと雇用を生むには金融システム不安、さらにいうと住宅市場の反転が必要になるかと思いますが)

 ただ1月2月は指標がとにかくどの指標を見ても予想以下の悪い数字ばかりだったが、徐々に数字が好転してきているものもあり、底入れの兆しも伺わせる。「夜明け前が一番暗い」であれば良いのだが。

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March 07, 2009

定額給付金

 早いところではもう支給が始まっているようだ。法案や、その成立過程にはかなり酷評されていたが、ニュースでの映像みな好意的に受け取っている。TVに映っている人達はみんな給付金に賛成だったのだろうか?それともみんなが反対しているから、とりあえず反対していたけど、やはり現金をタダで配られたら、嬉しくもらってしまうのだろうか?

 いや、別にタダでもらっているわけじゃなくて、もちろん我々がかつて、あるいはこれから納める税金から出ているだけなんですけどね。

 私も失業者なのでもちろんありがたくいただきますが、消費には回しません。そのうち増税される消費税に消えるでしょう。

 あと高額所得者の給付金受領について、「さもしい」と言い放った麻生も受けとるようだ。景気対策として、という言い分だが、さもしいと思うんなら、別に給付金受け取らずに自腹で消費を増やしてくれればいいだけだと思うのだが。。

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March 04, 2009

小沢公設秘書逮捕

 と、民主党も自民党に負けずに面白いことになっている。それにしても、このタイミング。これも国策操作・逮捕というやつだろうか。

 相変わらずの自民・民主の自爆劇にはもううんざり。これで「自民もダメだけど、民主もダメじゃん」と国民が政治に無関心になってしまうのが心配だ。

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鳩山総務相

 かんぽの宿がらみで一部から喝采を浴びて調子に乗ってるようだが、彼の言動は有害な側面の方が強い。アルカイダの友人の友人と公言した人間に国益とか経済合理性がまともに考えられるわけないでしょ。

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March 03, 2009

NYダウ7000ドル割れ

 NYダウが週明けまたも下げて取引時間中ついに7000ドルを割れた。前週の予想以上のGDP悪化。さらに金融システム不安がまだ不安を擡げている。それでもGDPの落ち込み幅は日本の半分程度なのだが。

 またも世界同時株安が始まるのか、と思ってしまうが恐怖指数とも言われるVIX指数は高水準をキープしているが、それでもまだ40台と昨年秋に一時的につけた80台に比べるとまだ多少落ち着きを見せている。

 株が下がると連鎖でドル崩壊も気になるところだが、今のところ為替はドル円で97円台を維持、ユーロドルでも1.25台、ポンドドルも1.40台とドル高の流れを維持しているため、この面からも株安ではあるものの、市場全体としては落ち着きを見せていると見ていいか。

 この下落を最後に多少は上向きに動いてくれるといいのですが・・・なんせ失業中ですし・・・

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February 28, 2009

小沢「駐留米軍は第7艦隊で十分」発言

 政権奪取までまもなくかと思われている民主党内にすら波紋を広げているこの発言。与党内からは久々に反撃のチャンスをもらえたとばかりに、民主党の政権担当能力に疑問を投げかけている。

 このニュースについては、特別掘り下げてウォッチしていないのですが、簡単にこういう流れかと思う。
 ・小沢「第7艦隊(海軍戦力)で十分」発言
 ↓
 ・自民党:北朝鮮が怪しい動きをしているのに、米軍の戦力削減なんてできるのか?それとも自国防衛力拡大(軍拡)に突き進むのか?防衛を全く知らない人間の発言だ、という批判

 このニュースで気になるポイントは今のところ3つ

 ■民主党(小沢)は必ずしも耳障りの良い政策を唱えるわけではない
 私は別に民主党支持者ではなく、今は「非自民党での政権担当能力政党育成(期待)」という観点で民主党を見ている。麻生の数少ない名言「自民は不信、民主は不安」というとおり、民主党は政権奪取のために耳障りの良いことばかり言うという批判に対して、一定のポリシー(政策)を持っていることが伺える。(ただ党としてのポリシーとしてまとまっておらず、自民党がざわついているのと同じくらい、民主党もざわついてしまっているのは大きく減点だが・・・)
 まあ米軍削減というと、基地返還や米軍への「思いやり予算」の縮小なんかが想定されるので、ぱっと見はウケがよさそう。でも軍拡という話しになると例の田母神論文への拒絶反応からして、トータルで見ればウケは悪い話しだろう。

 ■実際のところ現在のアジア情勢を考えて、米軍戦力は適当なのか否か
 自民党はハナから、第7艦隊だけで足りるわけない!とバッサリ切って捨てているが、現在のアジア情勢を考えて現有の米軍戦力は適当なのだろうか?冷静時代ならいざ知らず、対ロ、対中の脅威がある程度抑えられている現状で、脅威は対北くらいではなかろうか?韓国も米軍削減に動いているし、きちんと精査すれば本当に第7艦隊だけでもOKなのではないだろうか?(これは正直軍事評論家とかじゃないと分からない。防衛スペシャリスト(軍事オタク)の石破大臣の意見を聞いてみたいところ)

 ■直前の小沢・ヒラリー会談と関連はあるのか
 小沢は直前に訪日していたヒラリー国務長官と会談している。今回の小沢発言と、その前に行われた小沢・ヒラリー会談に関係はないのか?
 オバマの外交戦略を考えるとイラクからは撤退、アフガンに注力、北朝鮮についてはその2国ほど鮮明に立場を決めていない(拉致問題については一定の関心を示してはいる)。だが、経済がボロボロの状態で立て直ししないと無党派の支持を失いかねないオバマは、経済政策に相当注力する必要があり、アフガン以外にあまり手を出す余力はないだろう。
 となるとオバマ政権としては極東アジアは米露関係・米中関係がある程度良好にいっている限りは米国のプレゼンスが低下してもやむを得ないと考えているのではなかろうか。となれば現在の駐日米軍については撤退(そしてアフガンに振り分け)して、日本が自立した防衛能力を持つ(さらにアフガンでももっと協力する)ことを期待しているんじゃないだろうか?
 今回の小沢発言は既にヒラリーと話しがついた上でした発言、と見ることもできる。ヒラリーから「日米同盟の基本は維持した上で、自力防衛能力構築に努力するならアメリカ民主党政権は、日本の民主党政権の誕生に協力する」みたいな話しで。

 まだ後2つのポイントについては真相は分からないが、結構今後の政界を占う重要な話しになりそうな・・・

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February 26, 2009

与謝野財務相「会社は株主のものという誤った考え」という恥ずかしい発言

 与謝野馨財務・金融・経済財政担当相は24日午前の衆院財務金融委員会で、「一時期、会社は株主のものという誤った考えが広まった。会社は株主のものという考え方は私にはなじまない」と語った。

 誤った考え?なじまない?

 ・・・はぁ(ため息)

 さらに「会社のステークホルダー(利害関係者)は株主だけでなく、従業員、経営者、お得意さま、下請けなど。株主はステークホルダーのうちの1人だ」と述べたらしい

 ・・・はぁ(ため息)・・・なんでいけしゃあしゃあとこういう恥ずかしい発言ができるのかねえ。この人は。会社の仕組みを勉強してから発言してくれ。

 まあ経営学的に「会社は誰のものか?」という議論は結論が出ていないので、個人的にそう思っても構わないのですが、公の場で内閣の経済政策を取り仕切る大臣の発言としては、あまりに無知というか恥ずかしい発言だ。
 資本主義的な考え方、商法の考え方からして、「会社は株主のもの」というのは間違いのない事実であり、それを誤った考え、というのは極端に言うと資本主義国家・法治国家のあり方を否定した発言と言える。
 株主は単なるステークホルダーの1人と発言しても許されるのは、株の過半を所有しているオーナー経営者だけだろう。 こういう根本的に誤った考えを持った人間が日本の経済・財政・金融政策のトップの座にあるという事実が日本売りにつながる可能性がある、という自覚を持っているのだろうか?輸出企業振興のために円安誘導発言しているっていうなら深いけどさ。

 単に一時的に酒に酔っている大臣と同じくらい、こういう考え方の人間が経済閣僚の座についていることが恥ずかしい事実だと思う。こんなのが次の自民党の総理総裁候補か。冗談は麻生までにして欲しいな。

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February 21, 2009

泥酔会見してバチカンに視察?

 一度問題行動起こすと芋づる式式に悪事が出てくるな。

 視察と言うことは公務として、すなわち税金でいったということだろうが、なにゆえこの金融経済危機の最中に金融財務相が自ら希望してまでバチカンを視察する必要があるんだろうか?

 おまけにバチカンには件の泥酔会見の直後に行ったとか。ろれつが回らないほど体調悪いのに、お楽しみで観光行ってるなんて呆れてモノも言えない。大臣辞めりゃいいって話じゃない。泥酔会見は背任だし、バチカン視察は横領に近い性格のものだと素人判断では思うのだがいかがだろうか?

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February 19, 2009

名実ともに影の総理、日本経済の底抜けを危惧

 中川財務省の辞任を受けて、経済財政相とともに財務相、金融相を兼ねることになった与謝野。この経済危機の最中に経済系の要職となる閣僚ポスト3つを独占し、もはや名実ともに影の総理となったと言っていいでしょう。先の総裁選でも麻生に続く2番手で、ポスト麻生最右翼。しかも自民党内の「麻生では選挙は戦えない」という声の高まりで、麻生が自爆解散に打って出なければ、総辞職して与謝野政権の誕生となるでしょう。この点小沢よりも総理に近いかも。
 
 そんな影の総理が「このような状況がさらに続くと日本経済は底抜けといってもいい状況になる」と発言。ついこの間まで「ハチが刺した程度」とか、今でも消費税増税に並々ならぬ意欲を燃やしていながら、今更この危機感いっぱいのコメントですか。どこで何を見ているのか、呆れます。

 一方で、そんな与謝野を小沢が「彼は彼なりにしっかりやっている」という意味深な評価を与えたことが、また憶測を呼んでいます。民主単独政権では即メロメロになることは目に見えていますから、小沢の狙いはやはり与謝野自民党総裁と組んだ大連立でしょうか。

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February 18, 2009

与謝野財務兼金融兼経済財政相

 麻生動物園から目玉のパンダの一人がいなくなってしまいました。今後の活躍に期待していたのですが・・・残念です。

 というわけで空席となった財務相と金融相には、与謝野経済財政相が後任として就任するらしい。

 リーマンショックの日本への影響を問われて、「ハチが刺した程度」とタカをくくっていた与謝野が特別優秀な訳でもないだろうし、普段は1人でできる大臣の仕事を3人でやっているってことだね。
 経済界ではワークシェアリングが議論されているというのに、政治の世界では余剰人員が一杯いてもリストラしないんだねえ。平和な世界ですこと。

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February 16, 2009

中川大臣??まさか、まさか・・・

 G7後の共同会見で、無様な醜態を見せた中川大臣・・・まさかまさかとは思うけど・・・

 泥酔してるよね??(ノ∀`) アチャー

 国際会議後の共同記者会見って泥酔って・・・

 違うとは信じたいが、あの状態・表情・話し方は寝不足でも疲労でもなく、泥酔

 麻生動物園は今日も満員御礼。日テレ調査で、ついに支持率一桁に突入したようですが、森政権越え、来ますね。これは。

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February 14, 2009

小沢も出てない

 麻生首相は12日、衆院本会議を途中で退席したことを記者団に問われ「小沢一郎(民主党代表)なんか最初から出ていない。何でそれを書かないんだ」と批判の矛先を本会議を欠席した小沢氏に向けた。さらに「(小沢氏の欠席をマスコミが問題視しないのは)公平性を欠く。あの人だって首相を目指しているのに」と語った。 【毎日新聞】

 ・・・お前は小学生か。


 でも正直小沢も信用できない。地方周りばっかりで国会なんてろくに出ていないし、党首討論もかなりパスしてる。おまけに同盟国の外務大臣(向こうの名称では国務長官)が面会を申し込んできているのに断った、と。
 んーなんかねーまあ実現していない政権のことよりも、まずは選挙で勝つことっていうリアリストな見方もできますが。こんな調子で政権取って大丈夫なんでしょうか?結構不安です。

 かつて太郎君が言っていたの「自民は不信、民主は不安」は最初で最後の名言かも。

 今のところ反自民の受け皿以外に民主党への指示要素がないのも事実です。まあ自民党も政権担当能力を失ってますから、どうせどっちも政権担当能力ないんだったら、交互にやらせて政権担当能力を磨かせるっていうのが今はベターかな、と思ったりしますが。

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麻生の野望?

 方々のニュースサイトで、「小泉元首相激怒」と流れていますし、確かに個人に対してあんまり非難してる姿を見たことない元首相が「笑っちゃうくらい、ただただあきれている」とまで言い放っているのだから相当怒り心頭なんだろう。まあそのスローガンのみで、あそこまで突っ走っていたのだから、それを否定されたら怒るのも当然か。

 こうなってくると当初、麻生が電話で小泉に「言葉足らずでご迷惑おかけしています」と釈明して、小泉が「あの頃はみんな反対だったからなあ」と返したという話しがかなり嘘っぽい。この話がどこから出たのかは未確認だが、麻生サイドが勝手に話を作ったのかな?謎。

 それにしても小泉氏の発言によるこの騒ぎよう。 先の総裁選で小池百合子を支持表明したにも関わらず小池が惨敗し、また政界引退を表明していることで、影響力の低下が囁かれていたが、この動きを見るとまだまだ影響力はあるようだ。ただいまだに小泉の求心力にすがるチルドレンには呆れるばかりだが。まだ小泉離れできないとは・・・

 ただあまりにも懲りずに失言を繰り返している麻生。これはもはや支持率回復は諦めて、「麻生じゃ衆院解散総選挙は無理。」という空気を自民党内に充満させて、一日でも首相の座に居座ろうという壮大な野望を抱いているんじゃないだろうか・・・と思うのは私だけ?だとしたら麻生も意外な策士だな。

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February 11, 2009

麻生曰く「郵政民営化の詳細を国民は知らなかった」について

 「郵政民営化に賛成じゃなかった」という失言をまた各方面から突っつかれているので、

 「反対したのは郵政民営化という大レベルではなく、4社分社化という詳細レベルの話」と唐突な論理を持ち出して論点をずらそうと躍起になっている。小学生レベルの言い訳で、本当に悲しくなる。

 つまり太郎君の言いたいことは、
 
 国民は前回の郵政選挙の際、民営化に賛成するか否か投票した(賛成→自民党、反対→非自民党)
   ↓
 俺(麻生)は民営化には賛成だったが、4社分社化という民営化の具体案に反対していた。国民は無知なので、4社分社化という民営化の具体案まで理解して投票したわけではなかった
   ↓
 なので「郵政選挙で郵政民営化に賛成のフリしていたくせに、今さら反対だったというのは矛盾している」という批判はあたらない。

 という論理のようだ。相変わらず太郎君の精神構造と論理構造は極めて複雑怪奇で理解しがたい。

 一国民として太郎君に言いたいことは
 一 おたくが無知なのはいいんですけど、国民まで無知扱いするのは辞めてもらいませんかね。そもそも国民にあまねく民営化の詳細な内容まで周知すんのがあたくらの仕事だろうが。

 一 もう政界からは消えて下さい。テレビとかで活躍して下さい。

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February 09, 2009

ワイドショー的には見ていて楽しい麻生、でも・・・

 ぼちぼち支持率も史上最低を更新するのではないかと思われる麻生総理ですが、今回は郵政民営化について持論をぶちかましてくれたようです。言わずもがなですが、「持論」というのはもちろんイヤミです。

 もちろん太郎君には郵政民営化も消費税についても、そしておそらく自ら唱えた繁栄の弧についても深い造詣はあるはずもなく、今回も単に思いついたことを喋っちゃたら騒ぎになったということでしょう。単純に「政策評価として郵政民営化の功罪を点検すべき時期ではないかと思っている」とかなんとか言えば済む話しだったと思うのですが。言わなくてもいい、「総務相時代、実は民営化に反対だったんだ」とおバカな発言をしてしまったのは、人気のあった小泉元首相への対抗心だったんじゃないかな、と私は見ています。お金持ちの太郎君にとってあと欲しいのは名君・名宰相という類の功名心。そんなものがちらちら見え隠れしているように思えてなりません。

 国民としては本当にいい加減にして欲しいですが、ワイドショー的には見ていて飽きないですね。「今日はどんなおバカな発言をしたのかしら」と、ついつい期待してしまいます。
 ワイドショー的には休む間もなく楽しい話題を提供してくれる麻生総理はさぞ得難い存在なのでしょうね。是非ワイドショー関係者での麻生総理の裏支持率をきいてみたいもんです。

 とは言うものの困ってしまうのは、ここまで不人気な政権になってしまうと、国民レベルでの真っ当な政策評価ができなくなってしまうことです。なんか最近特に「ダメな麻生が出す政策だから、どうせダメなんだろう」というような風潮を感じてしまいます。例えば給付金についても政治・経済学者のみならず国民レベルからも酷評されています。ところが「実際に給付されたら使うか?」というアンケートに対して大半の国民が「使う」と回答しています。給付金政策を批判しながら、もらったら使う、と回答してしまうのは、国民がきちんと政策評価できていないのではないかと思うのです。(もちろん、このアンケート自体が政策推進のために、政府の紐付きアンケートと見ることもできますし、このアンケートだけで、単純な政策評価を語るのは安直に過ぎるとは思いますが、このアンケート結果の温度差に妙に危機感を覚えます。)
 かつて同じように不人気な政権として森政権がありましたが、首相の不人気さ故、ありとあらゆる政策がダメだしされてしまい、退陣に追い込まれました。今思うと、当時のロシア外交やアフリカ外交はもっと評価されてしかるべきだったと思うのですが。

 かつての小泉総理のように、個人の人気を背景に政策が無分別に評価されてしまうのも考え物ですが、今回のように逆のケースで麻生総理の個人的不人気を背景に政策をこき下ろしてしまうのもどうかと思います。報道では個別の政策を冷静に評価して欲しいです。

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February 04, 2009

バイアメリカン条項

 他国へは自由貿易を主張しますが、相変わらず自国には甘いアメリカ政府。クリントン時代のスーパー301条を思い出します。

 中国に対する為替批判や貿易不均衡批判、そしてこのバイアメリカン条項とやはりオバマも民主党の大統領なんですね。保護主義色が色濃くなってきたように思います。

 1929年の世界恐慌後も、各国が保護主義に走った結果、経済が停滞して需要不足に陥って経済が困窮し、第二次世界大戦の1つのきっかけとなった、という分析もあります。さすがに今のご時世で世界体制はないかと思いますが、小さな火種は世界中で燻っています。おかしなことにならなければ良いのですが・・・

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January 31, 2009

司令塔不在の日本経済

 日本経済の司令塔たる与謝野経済財政担当相曰く、

 鉱工業生産指数や失業率など生産・雇用関連の経済指標の大幅悪化について、「極めて深刻な問題」で、

 景気の底入れに関しては「世界経済の動向にかかわるので、現時点では日本単独の予想は不可能だ」だそうだ。

 つい3,4ヶ月前リーマン破綻時に「日本経済はハチに刺されたようなもの」、つまり蚊に刺されたよりは痛いけど、どーってことない、と余裕をかましていた御仁とは思えない発言である。(後に「(人生いろいろ)ハチにもいろいろ。場合によっては刺されると死に至るハチもいる」という見苦しい言い訳をした)

 ところで首相は未だに3年後の景気回復、そして世界で最初に景気回復させる、そして3年後の消費税増税を目指すと未だに言っていますが、首相と経済の司令塔で経済に対する見方があんまり違いのもどうかと思うけど。

 増税に都合の良い論理だけを振りかざす印象の強い与謝野氏ですが、この情勢でもまだ増税路線で行くんですかね?その場その場で経済統計を見ながら、感想を述べるだけなら誰でもできます。結局この人も政策通とか言われて、中曽根元総理やナベツネとかに大層かわいがられているようですが、何の役にも立ちません。
 先代の経財相である大田氏は「日本経済はもはや一流ではない。」というアホみたいな名文句しか記憶に残っていませんし、経済の司令塔たる経財相を任せられる人材はいないんでしょうか。
 今不景気になって色々批判されていますが、個人的には経済を見通す力、そこから政策を打ち出す力、実行する政治力を考えると竹中氏経財相としての力量はNo.1だったと思います。

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January 28, 2009

雇用維持・配当減配という批判は正しいのか

 このところ株式市場の解説や、新聞・週刊誌なんかに、雇用削減して配当維持しているような会社に対して「雇用削減して、配当維持するのはおかしい。配当する金があるなら雇用に回すべき」的な論調を見かける。(「大企業は内部留保をたんまり溜め込んでいるくせに、それを吐き出さずに派遣切りするのはけしからん」とか言う論調も同じ。)

 心情的に言い分は分かるし、心情的に訴える内容の記事の方が週刊誌は売れるのは分かるが、あまりにも安易な結論ではないだろうか。
 企業経営者は株主から供与された資本を元に経営を委託されて活動しており、景気減速化では過剰となった生産設備や雇用を削減して利益の維持に努め、なおかつ株主に利益を還元するのが役割と言える。なので、減益決算で比較的調整の容易な派遣社員を中心に雇用調整をし、株主に残りを還元する、という姿勢は企業経営者として間違っていない。

 「会社は誰のものか?」という議論につながる話で、これは経営学者等でも見解が分かれている話ではあるが、「会社は株主のもの」という見解が理論的に会社法の下ではストレートであり、なおかつスタンダードであると思う。
 
 それなのに、雇用調整して配当維持はおかしい、とか批判するのは資本主義なり、会社法を無視した考えで、ちょっと危険な発想だと思う。

 もちろんそれに対する反論として「株主至上主義」的な経営が、短期的な利益追求を企業経営に迫り、それがひいては、今回のような経営危機を招いているのだから、「会社は株主のもの」という意識は修正していくべきだ、という意見もあることは承知している。これはこれで国全体の経済パフォーマンスをマクロ的に見ると理に適っていると思う。
 だが、それはミクロレベルで個々の企業経営者が考えることではなく、マクロレベルで国が政策としてセーフティーネットを張るなりして、国全体の経済パフォーマンスを上げるための方策を打つのが本来の政治家なり官庁の役割だと思うのだが。

 なんかこう不況になるとマスコミの収益も落ちてしまうためか、極端な論調が目立つ。「ネットメディアは信頼性の面で真のメディアたりえない」という趣旨のコメントを今週の週刊ダイヤモンドか週刊東洋経済でテレビ界のドンこと氏家氏が発言していたが、新聞・雑誌等の伝統的なメディアでも、今ひとつ信頼性に欠ける記事が多く感じる今日この頃。

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January 25, 2009

これもオバマ流?(中国は為替操作国との認識)

 米財務長官に指名されているガイトナー氏によると、オバマ大統領は中国を自国通貨を不当に安い水準に誘導している為替操作国と認識している、とニュースがあった。

 一方で、「強いドルはアメリカの国益」と付け加えて、「ドル安容認」発言と取られないよう注意を払いはしたが、これってかなり大胆な発言。
 確かに中国の人民元は、中国が世界3位の経済大国となった今も、一日あたりの通貨変動が抑えられており、安いレートで放置されていると言われている。
 中国の人民元レートが上がれば(元高ドル安)、中国からの輸出は減って、アメリカの製造業が一部息を吹き返す可能性はあり、オバマ氏が政策として掲げてきた300万人の雇用創出につながる話ではある。

 だが一方でアメリカからすれば中国は対アメリカ貿易で稼いだ黒字を、アメリカ国債の購入という形で環流させており、いわばアメリカ財政にとって日本と並ぶ(もはや日本以上の)大事なスポンサー様だ。
 その中国に対して、通貨が安すぎるからもっと高くしろ、と。元高ドル安となれば、当然中国が保持しているアメリカ国債の価値は目減りする。当然中国としては急激な元高ドル安は容認できるはずがない。今後も巨額の財政出動を迫られる状況が確実で、中国が「じゃあもうアメリカ国債買わない」と言われてしまえばアメリカだって困るはず。
 そんな状況なのに「人民元レートを上げろ、でも今後もアメリカに金を貸せ」というのはあまりにもムシの良い話しだ。まあアメリカという国は大概自国にムシの言い発言を放つ国だが。(まるでジャイアンだ。。)

 だが、一見ムシの良すぎるこの話、実はアメリカにとって勝算がある。つまり中国が「じゃあアメリカ国債をもう買わない」と言えば、アメリカは破綻し、ドルは暴落する。そうしたら既に大量のアメリカ国債を保有している中国も相当の痛手を被る(ついでに日本も痛手を被る)、だから中国も無碍にアメリカのムシのいい話を無視するわけにもいかない。(それにその昔、日本も橋本龍太郎が「アメリカ国債を売りたい衝動に駆られることがある」とアメリカ脅しをかけてアメリカの怒りを買い、酷い目に遭わされたこともあった。)

 そう、単なるジャイアンなのではなく、しっかりと中国の足元を見た脅しなのだ。「アメリカ国債とドルが暴落したら中国だって困るだろ?だからもう少し元高ドル安に協力しろよ」と。
 これがオバマ流なのだろうか?世界は今のところオバマ歓迎のムードが強い。だが、オバマは世界の大統領じゃない。あくまでもアメリカの国益のために動くアメリカ大統領であり、その対外政策は冷静に見極める必要がある。

 対日本であれば、かなり効果ありそうなこの脅し、中国には通用するのでしょうか。胡錦涛も相当やり手だし、ただではウンと言わないでしょうねえ。一波乱あるかも。

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January 23, 2009

実はまだ余裕な日本?

 自民党の金融部会で、件の2011年からの消費税増税について、「もし3年後に景気が万が一良くなっていたら、増税の法案作ります。」という、結論に落ち着いた。

 原文は「2008年度を含む3年以内の景気回復に向けた集中的な取り組みにより、経済状況を好転させることを前提として、遅滞なくかつ段階的に消費税を含む税制の抜本的な改革を行うため、2011年度までに必要な法制上の措置を講ずるものとする。この場合において、2010年代半ばまでに持続可能な財政構造を確立する」

 消費税増税法案化を二段階にした、というマスコミの解説も出ているが、二段階も何も、別に今回の結論では、法的拘束力も何もない文章で、自らの発言のブレを気にする麻生首相(と、その裏で麻生に入れ知恵している財務官僚と与謝野経財相)の自己満足を満たすための文章と言えよう。
 この危機にありながら、首相の自己満足に付き合う余裕のある与党。まだまだ余裕あるのか?
 
 一方、個別の企業を見ると、トヨタ自動車が創業者直系の豊田章男氏が社長昇格。若くから帝王教育を施したとはいえ、手腕未知数(国内販売担当の副社長としては、これといって結果を出せず)の52歳という近年のトヨタ社長としては異例の若さ。
 創業家に大政奉還して求心力を、なんて解説されているけど、創業家への想いがどれだけあるのか。もし自分がトヨタの社員だったら相当しらけると想う。まあ同じ52歳でトップに立った政界のプリンスこと安倍晋三よりは頼りになりそうですが・・・
 見方を変えれば傷を付けないよう大切に育てた未知数のプリンスにこの難局を任せるとは、トヨタもまだまだ余裕ということだろうか。

 ・・・こうして見ると、日本ってまだまだ余裕ある?

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January 22, 2009

平易に簡潔に演説するオバマと、難解に冗長に書く麻生

 大統領選の最中から、オバマのスピーチの巧さと併せて、スピーチの内容の良さで注目を浴びていたジョン・ファブロー氏。まだ27歳ということで、一躍脚光を浴びていますね。どうも元々ケリー氏の演説も担当していたようです。・・・ってことは2004年の大統領選だから、23歳で大統領候補のスピーチライターしてたってことか。凄い。

 オバマの演説の巧さもさることながら、あれだけ聴衆を引きつけることができるのは、信条・政策を平易に、簡潔にテンポ良い文章に紡ぎ上げられているからなのだろう。
 Simple is the best.ですね。

 翻って日本。民主党の石井氏が麻生首相に漢字テスト・・・何下らないことやってんだろ・・・と思ったら、どうやら麻生首相の投稿論文の裏にゴーストライターがいるのでは?という突っ込みだったようですね。ろくに漢字も読めない麻生首相にあんな難しい漢字を鏤めた文章が書けるわけがない、と。
 
 確かにそりゃそうだ。誰も麻生が書いたなんて思ってない。読みと書きは別物とはいえ、麻生首相にあんな高度な文章が書けるとは思えん。
 そもそも麻生首相が使う日常の話し言葉と、表現が違いすぎる。同一人物の表現であれば、(話し言葉の方が平易な表現になるのは誰しもそうだが、)話し言葉と書き言葉はある程度似通って来るもの。

 でも、いいじゃん、別にゴーストライターでも。内容が麻生の信条・政策を反映したものであれば。むしろそれが自然だと思うけど。海の向こうでは大統領の就任演説だってスピーチライターとの共同作業で書くんだからさ。

 でも麻生首相が駄目なところの1つは、賢く見せようとして、普通のことを無駄に難しく言おうとするところなんだよ。別に文学者じゃないんだから、凝った難しい文章練る必要ない。そういうのは自称高尚な文学者の石原都知事にでも任せればいいじゃないか。
 ビジネスの世界では、インテリジェンスのある人ほど、難しいことを平易に語れるものだし、普通のことを無駄に難しくしか説明できない人はバカだと思われる。(無駄に難しく説明してクライアントを煙に巻く、というコンサルタントの手法もあるが・・・)
 ああいう凝った文章にしたがるのは、多分自分のインテリジェンスにコンプレックスがある裏返しなんだろう。オバマ氏と電話会談した際に「えらくインテリジェンスの高そうな英語だった。」と上から目線でオバマのインテリジェンスを評したのも、少しでも自分のインテリジェンスを高く見せたい、というコンプレックスの裏返し。

 麻生君、そんなに背伸びしなくてもいいんだよ。誰も君のことをインテリジェンスがあるなんて、これっぽっちも思ってないから。

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January 21, 2009

融和・再生・忍耐・そしてYes, we can(オバマ就任演説)

 注目のオバマ就任演説。最初は英語でチャレンジしようかとも思ったが、オバマの前に話していた人物の英語が余りよく聞き取れなかったので、英語版は後日聞くことにして、日本語で聞く。

 思いっきり要約すると、「アメリカ合衆国が過去如何に困難に直面してきたか、そしてその度いかに一致団結して乗り越えてきたか、今も同じように困難に直面している、辛い時もあるだろう、だが過去と同じように我々は困難を克服できるし、世界のリーダーであり続けよう!」といった内容でしょうか。

 キーワードは「融和」「再生」「忍耐」そして「Yes, we can」ということになるのでしょう。

 予想を超える程の演説ではなかったですが、いい演説でした。多分現場で生で聞いてたらシビれてるね。

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January 20, 2009

今日オバマ大統領の就任演説

 時差の関係でまだ1日位あるけれど、20日(日本時間21日)にオバマ新大統領が就任する。ブッシュの時もクリントンの時も見たこと無いけど、オバマの就任演説は聴いてみたい。

 アメリカの覇権は終わったという声も最近多いが、オバマ大統領に寄せる世界中の視線・期待が未だアメリカが世界No.1の覇権国であることを証明している。
 単純にオバマ礼賛をするつもりもないし、本番はまさにこれからである。だが、ここまで世界中の熱い期待を受けながら、今のところ大きな綻びも見せず、期待を裏切らない言動を続けるオバマはやはり凄いし、歴史に残る人物たり得ると思う。 低い期待値をさらに下回る我が国の首相にも大いに見習って欲しい。

 あれだけの大国でありながら、時として国家国民が一致団結するアメリカはどれだけ痛めつけられていても侮れない。場合によっては早期に金融危機を克服して、再度超大国として世界に君臨することもあるかもしれない。
 逆に対テロ戦争に熱狂してブッシュを支持してしまい、結果8年の長期政権を許してしまうこともあるので、熱狂しやすい国民性もどうかと思うが。

 日本の政権は早ければ数ヶ月で潰れるが、アメリカ大統領は一度選ぶと4年間替えられない。オバマが単なる偶像だった場合、それこそ世界からリーダーとなりうる国は消え、暗い時代が訪れるだろう。少なくとも4年間、期待し続けられる大統領であることを望む。

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January 16, 2009

ECBが0.25%利下げ

 ECBが事前コンセンサスの0.25%の利下げを決定。一部0.75%とか1.00%の利下げを予想する声もあったが、そこは新興国も抱える複合国通貨ユーロ、ドイツやフランス等の先進国は大幅利下げで良くとも、中欧の新興国はそれでは困るのだろう。

 さて、ユーロの大幅利下げの話題以外でも
 ・アメリカでは12月小売の売上が前月比-2.7%
 ・日本では機械受注が前年比-27.7%

 というどちらも記録的な悪い数字が発表されている。まさに世界同時不況という様相だ。

 麻生首相の「世界で最初に不況脱出を目指す」という目標は間違ってない。ただその手段でひたすら迷走を続けており、今のところただの掛け声で終わっている。

 私は個人的には麻生は首相としての資質に著しく欠けると思っており、ねじれ国会という悪環境であることを差し引いても歴代の首相の中でも最低ランクだと思っている。だが、それでも現職の総理であり、国民の一人としてすぐに彼を総理の座から降ろすことができない以上、一応ささやかに応援している。

 今は「世界で最後に不況脱出した」とか「最後まで不況を脱出できなかった」ということがないことを祈るばかりである。

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January 15, 2009

自民党力の劣化

 迷走に迷走が続く給付金。ようやく景気刺激策として「金持ちももらって良いから使ってくれ」という結論に落ち着きかけたところで、主要閣僚である中川財務相が「財務相の立場としては使われずに給付金が戻ってくることが望ましい」という政府見解と真逆の答弁をするという相変わらずの政権崩壊振りを振りまいている。(突っ込まれてすぐに前言撤回したが)
 給付金の費用対効果は、個人的にはかなり懐疑的ではあるけれど、それにしてもやるならやるで政府の見解位は手際よくまとめて欲しい。この程度の見解もまともに収束できない麻生政権。日に日に深刻度が増していきます。最大の景気対策は無能な政権が退陣することなのですが、まだまだ辞める気はないようです。

 別に懐古趣味ではないのだけど、昔(といっても戦後~80年代位まで)の自民党の話を書籍で読むと、昔は自民党こそが日本の政治そのものであって、党レベルの政権交代は90年代の一時期を除いて起こらなかったが、党内で擬似的に政権交代が行われていたし、複数の総理総裁候補が派閥を率いて派を競っている時代があった。当時は自民党の政治はダイナミズムがあって、書籍で読んでも面白い。

 そのころは日本全体に活力があって、政治にもダイナミズムがあった、と言ってしまえばそれまでだし、「政治の質は国民の質以上にはならない」という格言もあるから、日本全体の活力が失われているというのが根本の原因かもしれない。

 ニワトリ(日本国民)が先か、タマゴ(政治)が先か、という話になるけれど、ここでは自民党の劣化について書く。
 麻生を総理総裁に選んでいる時点で、自民党の党力が相当に落ち込んでいるのは間違いないが、その後の党内ゴタゴタ劇を見ると、想像以上に自民党は劣化しているようだ。
 一応麻生政権の支持率は「まだ」20%程度はある模様だが、理由は「民主党より自民党の方がマシだから」というのが結構多い。だが民主党の政権担当能力の有無が話題になるが、もはや自民党にも政権担当能力は失われているといっていいだろう。
 かつて日本の政党でまともな政権担当能力を有していたのは間違いなく自民党のみだった。右派から中道左派までカバーする人材を擁した自民党内で擬似的に政権交代が行われていたため、国民としても代替の党を準備する必要がなかった。だが、その時代に自民党に変わる選択肢を用意できなかったツケを今国民は払っている。そしてそのタイミングでの世界同時不況。頼みの綱の輸出産業まで崩壊して、総崩れ。
 この状況から即座に立ち直る特効薬は残念ながらない。政治全体の、国民全体の責任として、21世紀の日本のシステムを作り直すしかない。かつての明治維新でも、敗戦後もこの国は短期間で多くの事を成し遂げてきた。まだ人材も資金も(借金も・・)ある。まだ遅くない。諦めるのはまだ早い。そう信じて個々人が考えて行くしかない。


 ちなみに戦後の自民党政治についてはこういう書籍で学びました。戦後~80年代の政治史(≒自民党史)は組織論としても面白いですよ。

★★★★☆


★★★☆☆


★★★☆☆


★★★☆☆



★★★★☆


★★★☆☆

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January 10, 2009

FX:アメリカ雇用統計とクロス円ロング(複数)

 アメリカの12月雇用統計(非農業者)が発表された。関連指標と言われる(その割にあまり当てにならない)民間のADP雇用統計が予想以上の悪化を見せていたこともあり、下手すると70万人を超えるのでは・・・という悪夢な予想もされましたが、結果は52万人減に。これでも相当悪い数値ですが、事前にADPで悪い結果が織り込まれていたせいか、NY市場は割と落ち着いている。

 12月の雇用統計が出たことで2008年年間の雇用者数の増減が出たわけだが、なんと258万人の減少。失業率は2007年末の5.0%から7.2%へと大幅悪化。なんとも厳しい数字です。オバマ新大統領が目指す雇用300万人増、去年の雇用減を考えるとハードルが下がったとも言えますが、ここまで悪化した以上の雇用を取り戻すほど公共事業があるのかどうか・・・現時点ではビジネスとしてはあまり成立していない環境(グリーン)ビジネスでどこまで雇用を取り戻せるのか。この分野では一部先行している日本企業にもビジネスチャンスはありそうです。向こうで雇用を増やしさえすれば、別に母体は日本企業でも文句は言われないでしょう。

 それにしても1年で数百万人の雇用が失われるとはびっくりですね。日本と異なり(企業から見て)正社員でも解雇の柔軟性が高いアメリカ企業では、不況になると真っ先に人を切ります。ここでクビ切りに逢うと悲惨なわけですが、雇用市場が柔軟なので、中途採用市場も開かれており、景気が回復すればまた職にありつけるわけです。また企業サイドも柔軟に雇用調整ができるために、短期間での業績回復が可能とも言われています。クビを切られにくい代わりに、一度切られると復活が難しい日本社会とは違いますね。日米のどちらのシステムが良いかは一概には言い切れませんが、今の日本のように中途採用市場が未成熟な状態で、企業が柔軟な雇用調整ができるようにするのは避けるべきです。さらなる格差社会が待っています。

 何から何までヨレヨレの給付金に2兆円もつぎ込む位なら、もっとマシな使い道はあるはずですが、麻生君はこのまま突き進むようです。
 アメリカ大統領選で、「Anyone, but Bush!(誰でもいい、ブッシュ以外なら)」というようなことが言われていましたが、日本でも「Anyone, but Aso!」という感じでしょうか。誰もが彼では駄目だと分かっているのに動けない今の政治の現状、今さらですがため息ばかりです。

 さて、雇用統計で大きく動いている為替ですが、少なくとも1月20日のオバマ新大統領就任式までは高い期待が維持されることを信じて、クロス円ロング。中東情勢もロシアのガス問題もかなりキナ臭くなっているので資源国通貨で。
 ・ランド円ロング@9.25円
 ・豪ドル円ロング@64円
 ・カナダドル円ロング@76.60円
 

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December 25, 2008

渡辺元行革相の造反劇

 民主党がこっそり衆院解散・総選挙を求める決議案を出していたことにもちょっとびっくり(内閣不信任案ではなくて??)したが、渡辺元行革相が単独で造反したことにもびっくりだ。
 行革相の父親でミッチーこと渡辺美智雄故蔵相がかつて悲願の総理の座を射止めるために、小沢(当時新生党)の誘いにのって、自民党を割りかけたことを思い出す。民主党は表向き静観ですが、裏では動いているんじゃないでしょうか。今度は党を割らせることに成功するか。

 自民党執行部も渡辺氏の造反処分は難しいところですねえ。甘くしすぎれば他の造反者を生みかねないし、厳しくしすぎて党を割られる活動をされても困る。困った挙げ句戒告処分という甘い処分に留める。中途半端な感じですね。事を荒立てないようにしたのでしょうが、党執行部が除名処分等強気に出れない、と足元を見られるでしょう。他の反麻生政権の自民党議員の動きがあるかどうか注目ですね。
 内閣不信任案ではなくて、衆院解散・総選挙を求める決議案としたのは、ジャブでまず1人造反者を出させて自民党・世論の反応を見て、ワン・ツーのストレートで内閣不信任案を出すのかもしれませんね。

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December 23, 2008

トヨタ戦後初の赤字に

 トヨタが2009年3月期の連結業績予想を7500億円下方修正して、1500億円の赤字に転落する見通しだと発表した。

 以前、為替の前提が保守的なトヨタにしては甘いので、6000億の利益を維持できるか微妙・・・と書いたが、悪い予想が的中してしまった。昨年は2兆円超の利益を稼いでおり、経営効率としても日本最高峰のトヨタが赤字転落。世の中一寸先は闇だね。
 トヨタですら、この状態ですから他のメーカーは推してしるべし。だが、期初に比べてユーロ安が進んでいる欧州メーカー(VWとかPSAとか)は以外に検討していたりするんかな?新聞報道だけだと、ビッグ3と日本車メーカーが軒並み30-40%減みたいな報道しかされていないが。

 それにしても自動車市場はびっくりするほど冷え込んでいる。じりじりと市場縮小している国内市場がまだマシに見えてくるくらい。住宅販売と自動車販売は密接に関係しているとは聞きますが、住宅バブルの崩壊はここまで自動車市場に影響を与えるんですねえ。少し軽く見てました。反省。

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December 20, 2008

中川財務相が為替介入を匂わす発言

 つい十数時間前のことだったか為替介入について「全く考えていない」と全否定していた中川財務相ですが、18日になって「やるやらないは言えないが、手段としてはある」と一転して為替介入を匂わす発言をした。
 (これが前日の円急落の原因になっていると思われる。)

 さすが麻生ファミリー。前言撤回はお手の物っすね。
 だったら最初からそう言っておけよ。こういう発言のブレが日本の政策不振につながってる自覚はあるのかね。
 それともいつものように酒で前後不覚になっていたのかしら。

 もう瓦解寸前の麻生内閣ですが、時事通信社の調べでは、内閣支持率17%という相当危機的な水準に。もう時間の問題ですね。
 一部の動きでは先の総裁選でも出て来た与謝野君を推す動きが出ているようですが、まあ選挙に勝てる顔じゃないですからね。なにかとあざとく増税に話しを持っていこうとしたり、埋蔵金全否定してたくせに、埋蔵金活用しまくりの麻生内閣でダンマリ決め込んじゃったり。
 政策通として売っているようですが、国民はそういうところをしっかり見てますよ。

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December 18, 2008

河村官房長官が為替介入に言及

 昨日中山財務相、つまり為替介入の担当官庁のトップが「為替介入は全く考えていない」と発言したばかりなのに、今度は内閣の要の官房長官が為替介入の必要性について言及。

 トップがぶれていると、部下もぶれる。麻生学級崩壊の一幕。

 個人的には麻生の資質(平たくいうと脳力)については、昔からかなり懐疑的な見方をしていて、総理になった瞬間かなり絶望的な気分になったのですが、最近あまりにも無能を露呈しすぎていて、ちょっと応援したくなってしまいます。いや、応援はしないけど、せめてもう少し頑張れっていうだけ。
 いっそのこと小渕のように「真空総理」と開き直って、低姿勢に有識者の意見を集約して、良い決断ができるようになると良いのですが。良家に生れたおかげで、人に頭を下げることを知らず、また意見も集約できずにコロコロ決断を変えてしまう麻生にはそれすら望めない。

 民主党が決して優れた政党だとは思わないけど、今回の総裁決定とその後の烏合の離反の流れを見ていると、いくら「責任政党」と声高に叫んだところで、自民党にはもはや国を支える党力も人材もいなくなったことを考えると、もはや政権交代・再編以外に道はないのではないかと思います。

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トヨタの赤字が見えてきた・・・(通貨(円)栄えて、国(日本)滅ぶ)

 クロス円は持ちこたえているものの、日に日に円は上値を追い、ついに88円割れ水準まで一時到達。確かトヨタの為替前提は1ドル103円だったはず・・・そして対ドルで為替が円高方向に1円振れる度に、400億円の為替差損が出るはず・・・・

 今88円。前提103円。差し引き15円の円高。つまり15円×-400億円=-6000億円
 2009年3月期の営業利益の会社予想は6000億円。
 そう、差し引きで(対ドルの)為替の影響だけで営業利益が全て吹っ飛ぶ計算になる。あくまで計算上だけど。

 まさに今の状況は、

 通貨(円)栄えて、国(日本)滅ぶ

 そんな言葉があったような、なかったような。「強いドルはアメリカの国益」と経常収支赤字のアメリカは言えることができたが、貿易立国の日本は「弱い円が日本の国益」であることはこの数十年変わってない。元財務官の榊原教授や超整理法の野口教授は円安バブルの弊害を指摘するが、今の日本に円高に対抗する力などない。
 おまけに円高でこれまで積み上げてきた対外外貨資産も大きく目減り。この状況で円高を唱える理論は全く意味不明(実際榊原氏の円高を推奨する書籍を読んでも円高のプラスの側面にしか焦点が合っておらず、そのプラスの果実を受け取るまでに生じる痛みについては特に振れられていない。)

 為替介入も間近という市場の声もあるが、中川財務相は「為替の過度の変動は望ましくない」と口先介入はするものの、「為替介入は全く考えていない」と全否定。
 自ら口先介入の効果を打ち消す馬鹿な発言。しょせん麻生のお友達、日本語の効果的な使い方は期待できないか。

 アメリカもドル崩壊で資金が入ってこないとヤバイので、何かしらドル防衛策を講じてくるとは思うのだが、今のところ大きな動きはない。
 
 とりあえず日銀の利下げ&量的緩和策の再導入が一時的に円高を和らげてくれると思うが、日銀だけでなく、政府・日銀の協力体制をしっかり築いて欲しい。

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December 17, 2008

日米政策金利逆転

 FOMCでFRBが政策金利を0.75-1.00%引き下げて、0.00-0.25%とし、ついに日米の政策金利が逆転した。まさか主要国で日本よりも低金利な国が出てくるとは・・・
 といってもFXをやっていると分かるのだが、ちょっと前から実態の金利は日米逆転が既に行われていて、ドル円ロングを取るとスワップ金利を支払う状況になっていたので、まあ政策金利としても実態に合わせた、というところだが。
 とはいえ0.75-1.00%引き下げの引き下げはちょっとしたサプライズ。

 ユーロドルは1.40乗せ。うーん、損切りのタイミングを逸しました。ユーロにそんな実力はないと思うのだが、自分のシナリオの過ちを認めて、撤退しないといけないのだね。まあ買われすぎの反動でちょっとユーロが下がったところで損切りします。

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消費税引き上げの明記について

 麻生は責任政党という言葉に拘り、2011年に消費税増税の明記に拘っている模様。

 確かに日本の未曾有(みぞう)の財政赤字を考えると、どこかで財政再建に舵を切る必要があり、責任政党を自負するならば国民には耳障りな増税の話を明示する必要はある。(と、与謝野が麻生に吹き込んだんだろう。)

 だが、景気後退期に入り、どのタイミングで景気が浮上しているのか現段階では誰も読めない。08年、09年マイナス成長が続くというのがエコノミストの大半の見方だ。麻生は日本経済全治3年といっているが、自称経済通なだけで、ただの経済音痴の麻生の見立てなんて何の当てにもならない。今出している経済対策も給付金だのでその場しのぎのバラマキ政策のみで、やらないよりマシという程度。

 そんな状況で増税の話を事前に持ち出すのはいかがなものだろうか。今の日本経済は増税に耐えられる状況ではない。増税すればまたマイナス成長に戻るだけ。埋蔵金は一回限りなので、そうそう当てにできないが、まずは行財政改革をしっかりやって、国の無駄を省いて行かない限り、財政再建も日本経済再建も不可能だと思う。

 もっとも、その道筋を付けるには、しっかりとした内閣が必要であり、それは麻生内閣ではないことは明白であり、そもそも来年早々にもいなくなりそうな麻生が何を放言しようと、誰も聞く耳もたないから、別にいいか。
 ブッシュと麻生、どっちが先に辞めるのかな。

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December 13, 2008

米ビッグ3はアメリカそのもの

 米ビッグ3救済法案は結局上院で共和党の賛同を得られず決裂。で、日本を含めたアジア・ヨーロッパと波乱相場となったが、アメリカ時間になってから救済法案ではなく、既に成立した金融安定化法案での7000億ドルで救うプランを政府が発表し、アメリカ市場は上げて終わった。
 金融安定化法案の7000億ドルは当初は不良債権の買い取り用の資金枠だったはずだが、その後金融機関への資本注入に代わり、さらにビッグ3への資金注入へと様変わりしている。アメリカの法律というのは柔軟だな。

 何はともあれ何らかの形でアメリカ政府はビッグ3を救う気らしい、というかビッグ3というのはアメリカそのものなんだな、と分かったことは短期的には安心材料か。
 まあ長続きしないと思うけどね。再生させるには、なるべく景気の良い時に、一度精算してレガシーコストを切り捨てるしかない。

 気になる為替の方はドル円で91円台で終わった。アジア時間で大きく円高に振れた後、NY時間でもう一度大きく円高方向に振れる局面があると読んで、アジア時間での高値付近で色々と指し値を入れていたが、残念ながらNY時間では大きく振れず、釣れなかった。
 80円台を見たことで、一相場終わったと見て、円安方向に戻ってくれると良いのだが、なかなか今の情勢下ではそううまくいかないだろう。あと何回かは80円台を見ることになりそう。
 ユーロドルショートはとりあえずそのまま。でも指し値は少しいじった。あとランド円を@8.80円でロング追加。

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December 12, 2008

米ビッグ3救済法案決裂か

 下院をパスして、上院での協議待ちとなっていた米ビッグ3救済法案ですが協議決裂となった模様。

 多少緊急のつなぎ融資をしたところで、アメリカの自動車市場が冷え込んでいる今、つなぎ融資もすぐに食いつぶして後々また金をせびりに来るのは分かっているので、救って無駄金になることが見えているわけですし。
 かといって影響が大きすぎてつぶすわけにもいかない。救っても駄目、つぶしても駄目、本当に困った状態になっていたわけですが、政府としてはこのタイミングで破綻するのだけは避けたいところですよねえ。

 ビッグ3の経営問題というのはもう大分前から話題になっていて、経営再建するには一度破綻させて、賃金やOBの年金問題等の負担を切り詰めて身軽になった上で次世代技術に注力するしかない。と結論が出ていたのですが、もう長年、アメリカでしか通用しない車を惰性で作り続けて、競争力が失われていっているにも関わらず、抜本的な対策を打ち出さずに好景気に救われて延命を続けていたわけです。でも、どうやら止めをさされることになりそうですね。
 人件費や年金等、最大の問題点と言われていたヒト関連のコストを削れなかったのは、それだけアメリカの自動車関連の労組が強いということでもありますが。労組が強すぎるっていうのも問題ですねえ。このご時世に自らの生産性が低いのを棚に上げて賃上げだけはしっかり要求するは、すぐにストライキとか起こすわで、およそ時代錯誤のことをまだ続けているわけです。そしてその問題に目をつむって丸ごと国の税金で抱え込もうとする政府。ついこの間まで自由主義の旗手を自認していた国とは思えない動きですが、それでも他国には「門戸開放、民主主義」を売り込むんでしょうね。まあ自分にだけ甘いところがアメリカらしいと言えばアメリカらしいですが。
 それにしても本当にビッグ3を破綻させるということになると、オバマ新政権が民主党の真骨頂である保護主義に傾きそうなのが恐いです。(もう保護主義っていうか不平等貿易だよね、アメリカって。。)トヨタ様頼みの日本としては何とかそれだけは避けて欲しいところですが・・・

 ちなみに外為の方ですが、ユーロドルは119円台に入ったところで利食いのオーダーがかかってしまい、わずかな利益に留まった。ユーロドルのショートはそのまま。
 いやー正直このシナリオはないと思ったんだけどなあ。

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December 05, 2008

デカップリング始まる

 といっても今回の世界同時不況の直前に囁かれたデカップリング論ではない。

 当初まことしやかに囁かれたデカップリング論とは、「アメリカ経済はサブプライムショックの傷が癒えるまで景気は減速するが、その分BRICsや中東産油国が経済成長しているので、日本の輸出もさほど減速せず、なんとかなるんじゃないか」的な楽観論でした。
 これには当初から反論があって、「いくらBRICsなんかが経済成長していても、消費市場としてはさほど大きくなく、最終消費地であるアメリカ向けの財を生産して潤っているのだから、アメリカが経済減速すれば、これらの国も同じように減速(つまりカップリング)する」というものでした。
 (デカップリング論者は、この反論について「デカップリングが間違っているのではなく、カップリング→デカップリング→リカップリングという流れ(意味不明な3段活用です)になっている」という再反論もあるようだが、きりがないので割愛)


 で、今回は経済のカップリング・デカップリングではなく、株価のデカップリングのお話。

 2007年中は本家(?)のデカップリング論が生きていたこともあり、また日本の経済データも順調なものが多かったため、「対岸の火事」とみて、株価もデカップリングしていました。ところが2008年に入ってベアスターンズがトンだあたりから雲行きが怪しくなり、世界同時不況の様相を呈してくると徐々にカップリングの気配が強まり、リーマンがバンザイしたところでは完全にカップリングした。
 そしてこのままカップリングが続くのかと思いきや、株価がまたデカップリングの兆しを見せ始めたのである。日々の市場変動で、株価が下げる場面ではアメリカが100下げれば、日本も100下げるという形でカップリングがまだ残っているが、上がる場面ではアメリカが100上がっても、日本は50しか上がらないのである。(なんか2003年頃にもこんなことがあったような・・・デジャブ?)
 「対岸の火事」でデカップリングのはずが、むしろ「こっちが火事場」のデカップリング相場が始まってしまいました。。 誰も買い手の現れない上に、外国人投資家売り放題の日本市場、先行き暗そうです。もう日本株からは撤退しようかと思案中。


 若干余談気味ですが、今回はあれだけひどい経済指標が出ても株価が上がるアメリカ市場には逆に違和感を覚えてしまうのも事実(ちょっとうらやましい)。でも株価は景気に半年位先行して動くと言われていますから、アメリカ市場の動きの方が健全なのですかねえ。
 まあ来年、相当不評だったブッシュから、今のところ期待の持てるオバマが大統領に就任するアメリかと、首相が迷走に迷走を重ねた上に、与党からは次の首相候補がおらず、野党の候補も人気がない日本と、どちらの国の株を買うか、と言われたらアメリカの方を選びたくもなりますよねえ。

 とりあえず今回のこちらの火事の引火の原因は円高が主犯で、とりあえず円高を食い止められれば多少炎は収まるように思えます。効果的に為替市場を安定させる術はないもんでしょうか。

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December 03, 2008

世界利下げ合戦

 上旬に世界の主要各国で政策金利決定会合が開かれますが、とりあえずオーストラリア中銀(RBA)が先陣を切って、1.0%の利下げを発表しました。市場の見方は0.75%が中心だったようですが、1.0-1.25%の利下げの予想も事前にあったので、サプライズはほどほど。
 イギリスの1.5%利下げを見てからというもの、一度に1.0%下げられても驚かなくなりました。

 そして世界の利下げ合戦に参加しない(既に0.3%なので参加できない)我らが日銀。当分円高の流れには逆らえなそうですねえ。で、ある程度円高株安が進んだところで再びゼロ金利突入でしょうか。

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November 29, 2008

討論の最中にニヤニヤする日本の政治家(麻生と小沢)

 今日の麻生vs小沢の党首討論。ニュース番組でちょっとだけ見たが、小沢が話している間、麻生がニヤニヤしながら聞いているのが気になった。

 何も麻生に限った話ではなく、小沢vs福田の際に福田が話し(逆ギレ)している時に、小沢も不必要にニヤニヤしていた。

 余裕を見せつけているつもりなのだろうが、議論に勝っている余裕が本当にあるならまだしも、大したことない議論でニヤニヤするのはイメージが悪いだけで何のプラスにもならないどころか、印象として最悪であることを誰か教えてあげた方がいい。輪をかけてバカに見える。(まさかとは思うが、あの調子で海外の首脳と会談とかされたらシャレにならん。)

 海の向こうアメリカでは過去大統領選の討論で、ブッシュ(共和党)vsケリー(民主党)の討論の際に、ブッシュが議論に答えに窮している時に、そのブッシュを見下したようにニヤニヤしたケリーは国民から「高慢なやつだ」と見られて支持を失っていった。(それで答えられないブッシュを選ぶのはどうかとは思うが・・・)
 別に議論に勝っているわけでも何でもないのに、相手を見下したようにニヤニヤしている国のトップの討論は、ディベート慣れしている海外の目にはどのように映っているのだろうか?

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November 28, 2008

今年のブラックフライデーは・・

 米国は今日金曜日が感謝祭明けの所謂「ブラックフライデー」。現在4連騰中の株式相場に乗って、黒字(ブラック)のフライデーになるのか、あるいはまた実体経済の不安が出て来て暗黒(ブラック)のフライデーになるのか。

 今年は既に相当景気も冷え込んでいるようです。普段はセールしない高級デパートまで季節外れのセールをしているとか。
 高い期待はもてませんが、消費がGDPの7割を占める米国経済の最後の砦ですから、なんとか持ちこたえて欲しいものですが・・・

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November 26, 2008

FRB大盤振る舞い

 当初金融安定化法案で想定していた「7000億ドルで不良債権買い取りを行う」としながら、ポールソン財務長官が前言撤回して「金融機関への資本注入に使う」としてしまったために、不良債権の解決の道が遠のいたとして、シティを筆頭に金融機関が叩き売られた。

 これはまずいってことで急遽不良債権買い取り枠として8000億ドルを準備。もう大盤振る舞いです。もう金融クラッシュを回避するなら何でもやる、と。裏を返すとかなりアメリカの不良債権問題は追い詰められているとも見える。
 とりあえず資金拠出が決まったのは良いのだが、今回は住宅ローンや消費者ローン等、ある程度資産価格が算定しやすいものの買い取りなので、他の証券化商品よりはマシだと思うが、安く買い叩けば金融機関に傷が付き、高く買い取ればFRBの資産内容が劣化する。この辺のジレンマをどう折り合い付けていくのか、まだまだ安定の道は遠い。

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November 21, 2008

裸の王様

 麻生・・・突っ込み所があまりにもありすぎて、もはや突っ込む気すら起こらなくなってきた。
 きっと今まで経営してる会社でも、政治家としても裸の王様だったんだろうな。
 誰か心ある側近が漢字の読み方の間違い位教えてやれば良かったのに。

 日本を「強く、明るく」するのが総理としてのヴィジョンのようですが、総理を見ていると暗い気分になります。
 もう勘弁して下さい。

 とりあえず簡単な漢字位は読めるようにしておいて下さい。
 一人当たりGDPだけじゃなくて、識字率まで日本は凋落してると思われます。
 知識が薄いのはもう明白ですから、あえて答弁で難しい単語を使わなくても結構です。
 官僚に易しいペーパーを作ってもらいなさい。
 「未曾有」じゃなくて、「とてつもない」を使えってね。

 良識あるアメリカ人がブッシュ大統領に感じていたであろう気分が今分かります。Shame。

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November 18, 2008

「実感なき景気回復」はまさに実感なきまま、日本もリセッション入りへ

 08の3Q(7-9月)のGDPが、-0.1%(年率-0.4%)のマイナス成長と発表された。マイナス成長は2・四半期連続となり、アメリカ流の定義でいうと日本もリセッション入りした、ということになる。
 GDPが2・四半期連続でマイナスとなるのは2001年のITバブル崩壊以来7年振り。日本では2・四半期連続のGDPマイナス成長=リセッションという定義ではないので、内閣府の判断はまた別になるのかもしれないが、これで名実ともに「戦後最長だが、実感なき景気拡大」に終止符が打たれた。結局最後まで景気の回復は実感することができず。一時的なリセッションで収まれば良いのだが、4Q(10-12月)はさらに落ち込んでいることは間違いなさそうなので、結構深刻。

 私はいわゆる「団塊ジュニア」の下の世代。日本経済が栄華を極め、Japan as No.1ともてはやされ、日経平均が4万円に届こうかとしていたバブル期はまだ小学生だったので、好景気というものをほとんど記憶していない。なんとなく経済状況というものがわかり始める高校生・大学生の頃は不況の真っ只中でもちろん就職氷河期世代。就職後にようやく景気拡大局面を迎えるものの、実感なきままリセッション入り。好景気を知らない世代。せつない。

 今の30歳前後より下の世代はみんなこんな好景気を知らない世代なわけですから、多少給付金なんかばらまいたところで、消費活動なんかに回りません。「景気は気から」ですから、難しいことですが、やっぱりこうした冷え込みがちなマインドを明るくする方向に持って行かないことには景気はなかなか上向きませんし、この状況で増税なんかしようものなら景気は冷え込んで税収は落ち込み財政再建どころじゃなくなります。
 考え方としてはいわゆる「上げ潮派」的な方向に持って行くほかないと思うのですが。毎年のように首相が投げ出すような政権じゃなくて、20-30年先のビジョンを持って5-10年の長期政権を担えるような本格的な政権の誕生を心待ちにしているのですが。

 しかし現実は案の定成果のない金融サミットを終えて、得意の顔で成果をアピールする麻生君。あのビジョンのない辛気くさい内閣の顔ぶれを見れば、そりゃあ景気も冷え込みます。

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November 17, 2008

サルコジ発言と金融サミット

 金融サミットは改めてG20の首脳が集まる必要があったのかどうか疑問に思うほど、取り立てた成果は表面上は出てこなかった。(もちろん、水面下では各国がそれぞれの国益に沿って丁々発止とやり合ったのでしょうが)

 なんか表だっては材料の出てこなかったG20金融サミットよりも、サミットに先立ってのサルコジの発言の方が気になる。
 その発言とは
 「米ドルは第2次大戦終結直後には世界で唯一の(基軸)通貨だったが、もはや基軸通貨だと言い張ることはできない。世界は変化している。20世紀の仕組みは、21世紀には通用しないというのがフランスの立場だ」

 ・・・どうしてフランスという国は時に、こういう一匹狼というか反アメリカ的な言動に出るのでしょうか。イラク戦争しかり、今回のサルコジ発言しかり。

 アメリカ発の世界金融・経済恐慌を世界の英知を集めてどうやって止めようかと話し合おうとしている、その直前のこのタイミングで全てをぶち壊す発言はいかがなものか。
 外貨準備や貿易に占めるドルのシェアは年々低下してきており、絶対基軸通貨としてのドルの地位が低下しているのは確かである。だが、他の通貨と見比べた場合の相対評価としてはドルはNo.1基軸通貨であり、ユーロを始め他の通貨の追随を許すような状況ではない。
 じゃあ基軸通貨がなくなるのかというとそういうこともない。世界の覇権をアメリカに奪われたヨーロッパという観点(ヨーロッパの観点、としてのはサルコジのフランスは過去覇権国だったわけではないので)からはドルが基軸通貨というのは面白くないかもしれないが、世界の大半の国からしてみれば、「アメリカが圧倒的な覇権国である限り」という条件付きだが、基軸通貨ドルが合った方が経済運営の安定化に役立つというのは間違いないだろう。
 確かにアメリカ経済はどん底に向かっており、圧倒的な覇権国としての地位は危うい状況になってきている。先々まで見据えればドルは基軸通貨でなくなっている可能性は高い。だが、それは新たにユーロや元が基軸通貨になるということではないだろう。新しい地域通貨統合を経たバスケット的な通貨になるのか、あるいは世界通貨のような形になるのか、今はまだ分からない。
 だがその新しい世界経済安定運営の姿が見えるまでは、混乱収束のためにドルの基軸通貨を世界で守っていくべきではないのだろうか。いきなりドルが基軸通貨でなくなる、なんてことになれば世界経済はさらなるカオス状態になるだろう。そんなことが分からないはずもないだろうに。

 こういう発言で常に一席ぶってしまうあたりが、フランスの外交大国であるが所以なのか。端から見ると迷惑な発言ですが、まあ全く埋没気味の日本外交よりは良いのかもしれないな。

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November 14, 2008

7000億ドルで打ち止めか

 昨日はまたも株価大荒れで大幅下落。日米ともに8000ポイント割れがまた見えてきた。

 原因は「公的資金は当初目的していた不良債権の買い取りよりも、消費者ローン等も含めた金融機関への資本注入に使った方が効果的」という趣旨の発言を行ったこととされる。

 背景はやはり自動車業界というかビッグスリーの救済が頭にあるのだろう。大統領選で当選した民主オバマ氏がワシントンに飛んでブッシュ現大統領に自動車業界への支援について言及したというし。
 凋落した今も自動車業界は大きな発言力を持っているようだし、人気のあるオバマの発言を無視するわけにはいかない。かといってAIG救済にも当初想定よりもかかっているし、7000億ドルにも限りがある。じゃあ不良債権買い取りよりも資本注入に専念しましょう、ということなのだろう。

 7000億ドルで打ち止めでなく、危機を拭い去るためには、まだ追加の準備がある、位は言って欲しかったが、もう財布が底をついているのだろう。
 アメリカも日本同様財政事情が厳しいので、やむを得ない面はある。だが、財布の底が見えた時点で、また隙を突かれやすいもの。今週末は金融サミットが開かれますが、ここで有効な対策が何かしらアナウンスされないと、来週も荒れそう。

 日本が外貨準備からIMF経由で1000億ドルの新興国救済資金を拠出することが決まりましたが、アメリカからせっつかれて資金拠出は1000億ドルだけでは済まないかもね。経済通・外交通を無謀にも自負する麻生君が、日本がババを引かないように、かつ存在感をアピールできると良いのですが・・・無理だろうなあ。

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November 12, 2008

何をやらせても底の浅い首相

 当初選挙管理内閣と言われていた麻生内閣ですが、世界金融情勢が予断を許す状況になく、幹事長があんだけ騒いでいたのに、結局選挙を実施できる状況じゃなくなってしまった。

 選挙の顔としてだけ立てたはずの首相は、予想通り底の浅さを露呈している。深く考えず、かつろくにスタッフに相談・根回しせずにメディアに結論を述べてしまい、後で方々から突っ込まれて路線修正・・・の繰り返し。考えの浅さを事ある毎に披露している。選挙日程しかり、給付金しかり、消費税しかり。
 消費税なんか「3年後・・・」「いや、その時の景気を見て・・・」「いや、2年後もありえるかも・・・」。毎日のように発言を修正して、徒に混乱を招くばかり。麻生セメント、社長がこんなんでよく会社が保ったな。

 愛読書のゴルゴ13から何を学んでいるのか、聞いてみたいよ。

 国民の人気があるといっても、真に実力に裏打ちされた人気じゃないんだから、とっとと解散総選挙に打って出れば良かったのにね。小泉首相は曲がりなりにも選挙の洗礼を受けているので、国民としてもとやかく言えませんが、その後の安倍・福田・麻生と3代立て続けにこんな人間を選ぶようじゃ自民党自体がもう劣化していると言われてもしょうがないでしょう。

 それにしても、辞任会見で記者に切れた福田といい、バー通いを追求した記者に切れた麻生といい、最近は若者だけじゃなく、還暦過ぎた老人もすぐに切れやすくて困りますな。あんな度量の小さい人間にトップが務まるものかね。

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November 08, 2008

アフリカは国だと思っていた!?

 選挙期間中、色々と楽しい発言をかまして楽しませてくれた共和党副大統領候補だった、サラ・ペイリン氏だが、あまりにもヤバくて放送できない内容も沢山あったとFOXが報じた。

 それによると「アフリカは大陸じゃなくて国だと思っていた」とか、「NAFTAの参加国がわかららない」とか。多分まともな世界地図も書けないし、白地図を見せても、どこがどこの国か言えないだろう。
 ヘキサゴンのディレクターから喉から手が出るほど欲しいキャラクターなんじゃなかろうか。
 
 副大統領候補としは論外なレベルだが、都市部はともかく田舎の州の州知事ならこの位のレベルは他にもいると思うし、アメリカの大半の国民はそんな感じだと思う。『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』という本もあるし。アメリカ人にとってはアメリカが世界なんだろう。

 本当に4年後共和党の大統領候補として出馬するんだろうか・・・恐ろしい。

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トヨタの営業利益1兆円下方修正はサプライズなのか

 今日の東京市場は一時トヨタショックと言えるほど、値を下げた。最近株価のボラティリティが高いので、感覚が麻痺して、そう珍しくも感じなくなってきているが昨日600円下げているのに、今日もあわや600円下げるとこだった。

 確かに「営業利益1兆円下方修正」と聞くとかなり衝撃だが、「3割減益予想から7割減益予想」と言われると、その位の下方修正率の会社は掃いて捨てるほどある。「あのトヨタまで・・・」という気持ちは分かるが、やはりトヨタの強さは「効率の良さ」で、「不況でも売れる」強さではない。好況になればその恩恵をフルに享受するが、不況でモノが売れなくなったらトヨタの強さは好況時よりは出にくい。
 しかも今回はただの不況でモノが売れないだけでなく、金融の信用収縮が起こっているので、自動車ローンが組めない。自動車のようなローン前提の耐久消費財は、一層苦しい。しかも不況に加えて、円高・資源高というトヨタ自身ではコントロールのできない負の外部要因が重なっているので、しょうがないのだろう。

 しかし今日の市場では悪役になったものの、トヨタの良さは色褪せることはない。近未来に向けた技術投資、研究開発でも先頭を走っており、おそらく10年後も世界最強の自動車メーカーの地位は揺るがないだろう。そもそも今回の利益予想6000億円だって、凄い額だ。トヨタと同じように北米を中心としているビッグスリーなんか青息吐息で政府の支援なしでは存続すらあやうい状況とまで言われている。このシビアな事業環境でも利益が出せる点はもっと評価されていいと思うが。

 ただちょっと気になるのは、保守的な数字を出しがちなトヨタにしては想定為替レートがちょっと円安寄りのような・・・トヨタの財務マンが為替予約に自信があるからなのか、あるいは厳しめに出すと利益予想がさらに恐ろしい数字になるので甘めに算出したのか・・・気になります。

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November 06, 2008

オバマ大統領誕生へ

 注目のアメリカ大統領選挙は予想以上の大差をつけて民主党のオバマ氏が圧勝した。来年1月に第44代の大統領として就任する。

 同日の議会選挙でも上下院で民主党が勝ち、日本よりも先にねじれ状態を脱した(もっとも金融安定化法案の採決でも分かるように向こうは日本のように党議拘束が厳しくないので、ねじれもまた日本よりもひどくなかったと思うが)。

 これからアメリカ国民とオバマの、世界とオバマのハネムーンが始まるが、どちらかといえば人気先行のオバマ氏だけに、この金融波乱の対応を誤れば、意外に早く蜜月の時は過ぎ去るだろう。

 意外だったのはマケインというか共和党があんまり抵抗なく敗れたことだ。ブッシュの二期はかなり強引な手段まで使って抵抗して勝利を収めたのに。
 強引な手段も使えないくらい大差がついたからなのか、火中の栗は民主党にくれてやったのか。今はわからないが。

 それにしても改めてブッシュの不人気さが浮き彫りとなった選挙だった。彼もまた選挙で選ばれた大統領だったのだが。。

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November 04, 2008

まもなく米大統領選

 長らく激戦を続けてきた米大統領選だが、ついに投票を迎える。メディアの予測が正しければ、史上初の黒人大統領ということになる。選挙戦の序盤では、若さと「Change」と言うだけで中身が伴ってこない、どうも日本の小泉元首相と安倍元首相を足して割ったような印象を持っていたが、民主党内での指名争いで人気のヒラリーを降してからは、段々本物の大統領候補の顔になってきたところが興味深い。それほどにアメリカの大統領選というのは、その選挙戦自体が激務かつ、洗練されていくものなのだろう。

 一方、8年政権を担ってきた共和党は、党内指名争いの段階でジュリアーニ元NY市長らが選挙戦略のミスで脱落していく中、ダークホースだったマケインに割とスムースに指名固めを済ませたところまでは良かったが、史上まれに見る激戦となった民主党指名争いにすっかり隠れて影が薄くなってしまい、その挙げ句に金融不安・恐慌が一気に襲ってきたことで、経済音痴のマケインから票が逃げてしまうというアンラッキーも続いた。その昔共和党の(パパ)ブッシュが、湾岸戦争にのめり込んだり、経済政策をないがしろにして、「It's a economy, stupid」と言われて、クリントンに敗退した歴史とダブる。

 だが、とどめのミスはやはり経験・実績に大幅に見劣りするペイリンを副大統領候補にしてしまったことだろう。共和党の地盤であるキリスト教右派と、オバマが取りこぼすであろう女性票の取り込みを画策したものだと思うのだが、それにしてもあまりに経験不足が目立つ候補をつけてしまったことで、政権運営能力を疑われてしまった。結局これが致命傷になったのではないかと思う。

 というわけで最後まで予断を許さないのが米大統領選であるが(投票の不正とかもありそうだし)、2000年以来民主党に政権が戻ってきそうです。対日政策という意味では、歴史的に共和党政権の方が良い関係を築けてきたということもありますし、日本の総選挙の行方次第では、日米関係にも大きな変化があるかもしれません。

 歴史にIfは禁物ですが、時計の針をもし元に戻せるなら、2000年の選挙でブッシュではなく、ゴアが勝っていれば歴史がどうなっていたか、こんなひどい世界になっていなかったのではないか。などと考えてしまいます。

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November 03, 2008

パナソニックが三洋を買収

 随分前から話題には上がっていましたが、ついにパナソニックが決断したようです。まあまだTOB価格次第で一悶着はあると思いますが。

 三洋は確たる技術を持ちながら、変に多角化を推し進めたり、世襲に失敗したり、その挙げ句に変な素人に経営を任せちゃったりと紆余曲折でヨレヨレですが、きちんと資本の手当が付いて、不採算事業を整理統合すれば十分活躍の余地はある会社だと思います。

 それにしてもパナソニックの好調振りが際だちますねえ。日本の電機全体では不振な上に、輸出競争という観点からいうとウォン安が進んでいる韓国サムソンと、円高傾向の日本では競争力に差が出て来そうな環境となっていますが。
 パナソニックには気を吐いて欲しいですねえ。

 余談ですが、社長島耕作の初芝五洋ホールディングスが現実のものとなりましたね。。

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November 01, 2008

0.05%の意味

 日銀が金融政策決定会合を行い、金利水準を0.5%から、0.3%へ0.2%の引き下げを決定。ここまでの金利誘導を見ると基本は0.25%刻みだし、今回も市場の事前予想では0.25%の引き下げを有力視されていただけに、市場には若干の失望感が出た模様・・・と一部報道されているが、報道もそうだし、そもそも日銀の判断も0.05%にどれだけの意味があるのか。

 まあ市場の失望は0.05%想定よりも引き下げ幅が小さかったことだけではなく、会合での多数決で反対が4名出たことにもあるらしい。当初現状維持派が4名いたと受け止められたが、実際は現状維持を主張したのは1名で、0.25%への引き下げが3名いたようだ。推測だが、現状維持を主張したのは最もタカ派と思われる水野委員だと思う。

 世界的に大胆な金利引き下げが行われるなか、政策金利を維持してきた日銀だが、ついにここにきてようやく重い腰を上げた格好だ。そもそも日銀マンは金利の引き下げをあまり好まないと言われており、総裁や日銀委員在任中に金利引き上げを「勝ち」、引き下げを「負け」とカウントして、○勝×敗なんていう風潮もあるとか。
 民主党が「財政と金融の分離」を主張して、財務省(旧大蔵省)出身者の日銀幹部への天下り(?)に強硬に反対したせいか、こうしたタカ派の日銀幹部が増えてしまっているような感じを受ける。これもねじれ国会の弊害と言えるだろう。

 余談だが、それにしても今や中川昭一氏が財務省・金融相を兼務し、大蔵相状態になっているが、民主党はこれについては「財政と金融の分離」について反対意見は言っていないように感じる(報道されないだけで言っているかもしれないけど)。この辺の主義主張の一貫性の乏しさも民主党の弱点ではなかろうか。

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October 31, 2008

3年後の消費税は10%??

 首相就任前に発表した論文にも消費税10%案を打ち出していたが、最近改めてこんな話が官邸から出ているらしい。

 ・・・ということは

 当分解散・総選挙をする気はないってことですね。

 なんかバラマキの話ばっかりしてるから、なんだかんだ言って年内くらいには解散するんじゃないかと思いましたが、消費税増税の話をするってことは、当分しないってことなんでしょうな。

 だが、麻生首相の言う「日本経済全治3年」には何の保証もなく、3年後に回復している保証はない。外需が回復すれば輸出はそれなりのレベルに戻る可能性はあるが、その場合でも労働分配率が上がる可能性は低く、仮に消費に回復の兆しが見えていたとしても消費税の増税でまた冷え込み、増税論議どころではなくなっていることだろう。

 経済を回復させることも重要だが、もっと重要なのは国民が安心して財布のヒモを緩められるような政治・社会・経済状況を作り出すこと。

 どうもその辺の所を政治家も官僚も分かっていない気がする。

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October 28, 2008

やらなきゃいけない、でも(経済対策)

 定額減税を含む景気対策を打ち出すようだが、今この状況下においてやらないよりマシという程度のメニューでしかない。

 今、求められているのは市場の不安心理を取り除くこと。最大の対策は震源地のアメリカ、及びヨーロッパの不安が落ち着いて、深刻なリセッションとはならないことが確認できることが一番なのだが、外部要因なのでこれはアテにはできない。

 為替が円全面高となっていることが、最後の頼みの外需を鈍らせることが警戒されているので、G7の共同声明+(口先だけでも良いので)円売り介入実施を強く匂わせるだけでも効果はあると思う。

 それから為替に続いてやばい株式市場だが、こちらは空売り規制の見直しや、証券税制の減税などやれることはいくらでもある。(余談だが、財政的にヤバイとはいえ、証券減税の打ち切りを決めたのは失策以外の何者でもない。)

 消費を促すことは大切なことだが、根っこの方から解決する対策を打ち出さないと、政策が後手後手に回って大変なことになる。相変わらずJapanはToo Litte, Too Lateと言われないよう、迅速かつ適切な対策を望む。


 そして昨日反発予想していた27日の市場ですが、午後1時台までは想定した通りに動いていたものの、その後大暴落。結局500円近く下げて、7000円割れまで見えてきました。これは26年振りの水準だとか。
 打つ手は限られているますが、それでも何とかしないと・・・

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October 27, 2008

今日の市場はどうなる

 結局暴落の連鎖は止まらず、週末のNY市場も300ドル超の下げとなりました。市場関係者の注目は、バブル崩壊後の安値7607円を守るか、割るかというところに集まっているかと思います。

 市場全体としては悲観的なムードですが、ここ数日他国市場に比べてかなり売りたたかれているので、いい加減反発するんじゃないかという期待もあるのですが、外貨建てベースだと思ったよりも下げておらず、まだまだ売り込み余地があるという見立てもできて難しい。

 今週は主要企業の決算が目白押しで、この決算次第というところもあるのですが、まずはこのパニック的な円高が一服しないと厳しい。週末は94円で引けましたが、一時90円割れすれすれまで行きました。今週は90円は一瞬割るかもしれませんが、それ以上長続きはしないでしょう。とりあえずドル円95円どころまで押し返してくれば、多少落ち着きもでてくるかと思います。個人的には今日は為替も落ち着いて、反発して終わると見ていますが。
 ただやはり少し先を見ると株価の大暴落で日本の金融システムにも暗雲が立ちこめ始めているのは気がかり。三菱UFJは1兆円増資に乗り出すとか。2002-3年の光景が目に浮かんできます。当時はみずほが奉加帳増資とか言われながら1兆円集めましたっけ。

 経済の体温と言われる株価が凍死寸前のところまで下がってきているのに、「株価の上下に一喜一憂しない」とか暢気なことを言ってる自称経済通の宰相にはバラマキ以外の政策を期待したいのですが・・・無理かなあ。やっぱり。
 平時であればとっとと解散して下野して欲しいのですが、この難局で政治空白は困る。空白じゃなくても空白のような政権だったとしても。

 とはいえ結構先行きはどうみても暗く見えてしまうものの、「景気は気から」ですから、あんまり不況不況と煽ったり慌てふためいたりせず、冷静に対処したいですね。

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October 15, 2008

やっと一息、でもまだ終わらない

 昨日本ブログを書いた時には、まだアメリカの公的資金注入のニュースは出ていなかったようだが、欧・米ともに意外に機動的に公的資金注入・預金保護・取引保護の具体策が決まり、世界同時株高に。NYダウは900ドル超上げて、日経平均も1100円高と大幅高。

 とりあえず先週までの大暴落は落ち着いたものの、これで金融システム不安が終わったわけではありません。当面の資本不足は解消されるでしょうが、下がり続ける住宅価格と、値段の付かない証券化商品を金融機関が大量に抱えていることに変わりはなく、資本が潤沢になっている間に住宅・証券化商品の価格下落が止まらない限り、安心はできません。

 今後は世界各国で実体経済の減速にも注目が集まるでしょうし、当面今の水準でうろうろするのではないでしょうか。

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October 12, 2008

G7を終えて

 今週末の注目材料として挙げられていたG7は無事終了。ポジティブな面は、世界各国が金融危機に瀕しているという危機感を共有できたこと。公的資金注入の必要性についての認識合わせもできたことだと思う。逆にネガティブな面は、具体的な公的資金注入スケジュール・方法が「各国の自由」という形になり何も提示されなかったことだろう。

 ポジティブ・ネガティブ両方の見解があると思う。冷静に見ればG7のインパクトは中立だろうが、今は世界総悲観の状態なので、ネガティブな面が強調されるかもしれない。日本の東京市場は13日月曜日が休日なので、休み中に世界の市場の動きを見てから、仕切り直しということになる。東京市場だけの値動きというのは今の状況下では殆どありえないので、1日他市場の様子を見てから、落ち着いて市場を開けられるという意味では、月曜が休日なのは幸運かもしれない。
 ただ、そうは言っても13日のNY市場が暴落するようだと、14日の東京市場はバブル崩壊後の安値を更新する展開は覚悟しておかないといけないだろう。

 ちなみにG7議長国の日本の役割についてだが、表向きは何も出てきていない様子。日本独自に材料があるとすれば、金融システムが痛んでいない日本の金融機関を利用した資金供給ぐらいは圧力がかかったかもしれない。
 個人的にはこの金融危機の局面で1400兆円の日本の金融資産は凄い武器となりえるし、最高にうまく立ち回れば21世紀の金融覇権を日本が握るという可能性もないではないと思う。あまりにも全てがボロボロの状態なので、そんな夢物語を見てしまったが、残念ながら、この難局で武器の使い方を知らずに振り回すのは辞めておいた方が賢明なのだろう。

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October 11, 2008

空売り規制は正しいのか?

 NYは今日も大幅下げ。空売り規制の解除がなされてから、大幅に下げるシーンが目立つ。また空売り規制を敷いていなかった東京市場の下げもかなり大きい。やはり自由市場とはいえ、こういう金融危機の状況下では、危機回避的に空売り規制が有効なのだろう。
 NYでは今年2度規制して、解除しているが、さらに規制をかけるかもしれない。市場原理主義という言葉も生れたほど、市場開放と規制緩和(と民主主義)を旗印に、他国にまで自国のポリシーを押しつけてきたアメリカであるが、今や規制大国と化してしまった。

 と、空売り規制について考えていたところ、以前読んだ【「みんなの意見」は案外正しい】に、こんな文章が載っていたので引用します。

 株式市場の成功は株価の上昇で測るのではなく、適正な株価であるかどうかで測られる。だが、空売りされる株式が少なすぎると、市場を通して適正な価格を決めるのが難しくなる。

 さらにこんなことも書かれている。

他の人達が買っているからという理由だけで株を買うことを拒否する投資家が増えれば増えるほど、バブルが加熱する可能性は減る。市場を美人投票のように捉える投資家が少なければ少ないほど、市場の意見は力強く、賢くなるのだ。

 今の恐慌状態の元はまさに「美人投票」が行き過ぎた結果なのだろう。そして「山高ければ、谷深し」の格言は今回もまた現実となるだろう。

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October 09, 2008

もはや金融恐慌

 特に目新しい劇売り材料は出ていないものの、先行き不安で猫も杓子も現金化を急いだという感じでしょうか。今日1日で1000円近い下げ。去年の7月まで18,000円台だった株価はあれよあれよと15ヶ月で半分に。証券会社からは毎日のように「もういい加減底値」と弱々しい強気!?な声も聞こえてきますが、それでも下げ止まらないあたり、既に金融恐慌と言える状態ですね。
 それにしてもよく下げるよねえ。。

 今日は米欧がそれぞれ0.5%の協調利下げを実施しましたが、それでもNYは下げ止まりません。ここまでやってダメとなると日本はもとより、世界的にもう打つ手が段々乏しくなってきています。
 一時的な金融パニックで済むのか、それとも世界的な大恐慌になるのか。ここで踏ん張れないと、あと数年は立ち直れない、そんな気配を感じます。

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October 08, 2008

暴落、もう1周?

 NYダウは今日も一時100ドル超の下落。昨日に引き続き、今日も世界一周暴落したが、まだもう1周する気なのだろうか・・・とりあえず東京は日経平均10,000円は維持し、ロンドンのFTSEはぎりぎり上げて終えたようですが。今日のNYの動きだと明日また10,000円割れですかね。

 今日のもう一つのビッグニュースはオーストラリア中銀の1.0%利下げでしょうか。0.25%または0.5%の利下げと見られていましたが、一気に1.0%の利下げ。インフレ傾向が強かったことの裏返しですが、1.0%思い切って下げられる金融政策の自由度がちょっと羨ましいような。。

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October 07, 2008

暴落の連鎖

 終末のアメリカ市場の動きを見て(一時300ドル上げから、結局150ドルマイナスまで急落)週明けはオセアニアに始まり、アジア、ヨーロッパ、そして週明けのNY市場へと暴落の連鎖が続いております。NYダウはついに10,000台の大台を割り込みました。

 為替も大荒れ。ドル円は一気に100円台に、ユーロ円は135円台、豪ドルは70円台、NZドルは61円台・・・等々と、通貨によっては10%以上動いています。
 あんまり肯定的な意味ではないですが、最近は有事のドル買いではなく、有事の円買い(円買い戻し)ですね。円が全面高です。

 商品もNYでWTI原油が90ドルを割り込むなど、マネーが凍り付いてます。こういう時は債券ですが、それも飛ばして今は現金第一でしょう。
 
 また明日の東京市場もNY市場の暴落に加えて円全面高で東証大暴落が目に浮かびます。日本も日経平均10,000円割れもあるかもしれませんね。本当に50年、100年に一度の危機というのが現実味を帯びてきました。何度か書いていますが、暴落の時こそチャンスだとは思うものの、私はもう投資資金が底をついたので、身動きとれません。
 日本の政局も国内的には注目ですが、解散どころではなくなってきました。とはいえ日本の国会がこの危機に何か政策的な手段を打てるかというと、日本は10年前の危機の時に財政政策も金融政策もカードをほぼ使い切ってしまっているので、手持ちのカードが尽きています。

 うーん、万事休す、か。

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October 04, 2008

太郎ちゃんねる、登録

 とりあえずどうでも良いアドレスで登録してみた。面白くなければ、すぐに停止するけど。

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ズレ元大臣、辞める

 普通に失言して、辞任会見で暴言して、辞めた後も舌禍の止まらなかったズレ元大臣こと中山成彬ですが、大事なところがズレる前に議員引退の意向のようです。

 日教組解体がライフワークと言わんばかりの発言だったので、議員引退はちょっとびっくりですね。まあ別に引退していなくなってくれて全然構いませんが。
 でもせっかくこれから動向をウォッチしようかと思っていた、ネタ議員が辞めてしまうのですね。いやー残念。

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October 03, 2008

弱い反発から見える、金融懸念と景気後退のダブルパンチ

 わずか2日ばかりだが、米国市場での日経平均先物の動きと、日本市場の日経平均現物の動き。

9/30 米国市場
シカゴ日経平均先物12月限(円建て)終値   11595 (+275)大証終値比
10/1 日本市場
日経平均 11,368.26 (+108.40)

この日はNY DOWは500ドル近い上げで、合わせて日経平均先物も300円近く上げるはず・・・が、日本市場ではわずか108円高。

10/1 米国市場
シカゴ日経平均先物12月限(円建て) 終値 11545 (+105)大証終値比
10/2 本市場
日経平均 11,154.76 (-213.50)

 続いて、この日はNYダウが20ドル弱の下げ、でも昨日過度の心配して下げていた日経平均先物は昨日の分を取り戻すべく上げるはず・・・が、日本市場では誰も買いに向かわず上げるどころか200円超の大幅下げ。
 最近では前日のアメリカ市場に振り回されるどころか、日本時間でのNY DOWの時間外先物で動きを読み始めて、振り回されるひどい相場。貯蓄から投資へ、というスローガンだけが虚しく響く東京市場。

 そうこうしている中発表された日銀短観はマイナスの市場予測をさらに下回る悪い数字で、アメリカより一足お先に実体経済に翳りがはっきりと見えてきた。光が見えるのはもう少し先になりそうだ。

 ここまで溜めて買える投資家が勝つ投資家なのだろうが、もうそんな余力もない。ここで買いを入れるどころか、追証の二文字がちらちら・・・

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October 01, 2008

ズレ大臣、まだ語る

 まだ語りますかズレ大臣こと中山成彬。懲りない人ですね。まあそれだけの政治信条を持っているのは(政治家なので当然ですが)認めましょう。

 で、発言の内容についてですが、一理あると思わせる発言もありますが、「ゴネ得」「日本は単一民族」発言からも推測できるように、全体としては「物事を自分の考えに都合の良い一面からしか見れない人」という印象です。

 全体的には今まで通り日教連批判、そして民主党批判。

 日教連批判については、相変わらず論理的なデータ提示はなく、「日教連の組織率ではなく、過激分子がいて声がでかいところは学力が低い」とし、「成績データは公開されている」とするだけで、具体的な根拠は提示しなかった。
 民主党批判については、まず日教連と自治労から支持を受けている点を問題視。問題のある組織から指示を受けている民主党は問題のある政党だ、という論理。じゃあ自民党の支持団体は全て問題ないクリーンな組織ばかりだ、と言えるのか、とツッコミを入れたくなる。去年の参院選の結果が示すように、多くの国民が自民党にNoを突き付け、民主党に投票した結果であることを理解できているのだろうか。
 また民主党の政策についても、「公約偽装」と攻撃している。確かに民主党は20兆円規模の財源についてきちんと明示していないのは事実であるが、現時点では、それは「偽装」とは言えない。
 それを言うなら「宙に浮いた年金問題を今年の3月までに解決する」と参院選で公約しながら(安倍元総理)、結局解決できず、挙げ句に「公約違反と言う程大げさなものですかねえ」(福田前総理)とすっとぼけた自民党の方がよっぽど公約偽装ではないだろうか。
 財源の話でいうと麻生総理は経済対策の財源に霞ヶ関埋蔵金を活用する考えを総裁選で示していたが、経財相に起用したのは「”いざとなったら埋蔵金がある”という発想は戦前の精神力で勝てるという精神論と同じ議論だ」と埋蔵金活用論者をこき下ろしていた与謝野を起用したりしている。この政策的な矛盾を内包する自民党は民主党を批判できるのだろうか。

 それからガソリン税についても、「諸外国に比べて安い」と言うけど、国民負担の観点からは、ガソリン税単体だけじゃなくて、車の利用全体にかかる税金で考えないと意味がない。日本の税制では、車両取得時に税金を多額に「前払い」しているので、単にガソリン税だけを比較して「諸外国に比べて安い」とは言えないのである。
 またガソリン税を安くすることについて、環境の観点から批判していますが、現時点では日本のガソリン税は道路を作るための税金であって、「(環境に悪い車を走らせるための道路を作るための)税金を高くすることで環境保護」というのは論理矛盾してる。しかもインタビューの前半部分では宮崎の道路整備について積極的、と読み取れる発言をしており、「環境のため」というのはとって付けただけ。

 ここまで十分「本音と建て前」を使い分けておきながら、「自分は本音で語る」と力説しちゃうんだから、ちょっと救いようがないですねえ。

 参考までにインタビュー内容を引用します(長いです)。引用元は産経新聞です。

 麻生内閣発足からわずか5日、「単一民族」「ゴネ得」発言などで閣僚を辞任した中山成彬前国土交通相(65)。一旦は発言を撤回したものの、日教組批判については地元・宮崎で再び口を開き、国交相を辞任する結果となった。麻生太郎首相が中山氏のいない閣僚を従えて、国会で所信表明演説を行った直後の29日夕、中山氏に発言の経緯とその真意、そして辞任に至るまでの葛藤などについて聞いた。

■「この言葉は使っちゃいけないと感じながら…」

 --一連の発言の経緯と真意について

 まずあの日、30分ずつ4回の記者会見があったんですね。それで、たくさんの質問がありましたので、ちょっと、やや、舌足らずといいうか、誤解をまねくような言葉があったということは、これは本当に申し訳ないと何べんも謝罪をしているところです。

 そのなかで一つは、なぜ日本は社会整備が遅れているのかということについて聞かれ「ゴネ得」という言葉を使ってしまった。あんまり上品な言葉じゃないんだけども、とっさに思いつく言葉っていうのはそうだったんでね。女房(=中山恭子・拉致問題担当首相補佐官)にも「もうちょっと上品な言葉を使いなさいよ」と言われたんだけれども、しかし一番よく表す言葉だと思ったんですね。

 もう一つは観光振興に関して、なぜ日本人は内向きなのかという質問があったので、やはり島国の中で長い間、他国とのあまり交流がなかったという、「まあ何というか、単一民族というか」と言ったんだけれども、そのとき「この言葉はいかんな」と思ったんですが、「同質民族」という言葉を使えば良かったのだろうけれども、そのときは思いつかなず「単一民族というか、内向きな民族だ」と言ってしまった。「もう少し開いた民族にならないといけない」、というような言葉を使ったのだけれど、まあ、取り戻せない、言葉は…。

 言葉を発しながら、この言葉は使っちゃ行けないということは感じながらしゃべったたんだけど、これはもう、アイヌの方々に本当に、申し訳なかった。ま文部科学大臣もしているし、アイヌの歴史も良く知っているけれども、アイヌの方々の心を傷つけたとすれば、心からお詫び申し上げたいと思っています。

■ゴネ得、単一民族は全面謝罪だが…

 --「ゴネ得」「単一民族」発言については

 謝罪します。

 --全面的に?

 (うなずく)。その(=会見)なかでね、国土交通大臣の仕事は何ですかという質問が何度もあったんですが、「それは美しいふるさとと、安全安心な国土を次の世代にバトンタッチすること」と答えているうちにですね、しかし何のためにと思ったら、「次の世代も幸せな人生を日本で送るためだ、そういう日本を次の世代にバトンタッチするためだ」と思ったんですけれど、「今の日本の国柄というか、これを自信をもって次の世代にバトンタッチできるかな」と思ったときに、今の親の子殺しだとか無差別殺人だとか、汚染米と知りながら金儲けのためには売ってしまうという、何というか本当に道徳性が地に落ちている。まして民主党などはですね、政権をとるために国民を騙してでもいいという考えで、まさに「公約偽装」というべきひどいマニフェストを作っている。天下の公党がこれでいいのかと、なぜこうなってきたのかなあと、これは戦後の教育ね。権利と自由だけが声高に叫ばれ、その裏側にある義務と責任がないがしろにされてきた結果じゃないかと。戦後日本に入ってきた個人主義というのは、日本ではもう自分だけよければいいという利己主義に変わってしまうと。やはり教育が一番大事だと、そう思うと。

 一番いまの教育をゆがめているの日教組だと。もちろんほとんど大部分の先生方はまじめに一生懸命子供たちに接しているけれども、一部の過激な分子がいてね、これが結局、声が大きいから、そのほかの先生方を従わせている。国旗国歌も教えない、道徳教育も反対する、これ一番の元凶じゃないかという、そういう話をしたんですよ。

 そしてまた、もちろん大分のことも、「大分」という名前を出したのはいけなかったけれど、マスコミで報道されないけれど、本当はあそこもやっぱり日教組なんだと。日教組の先生(の子供)が成績が悪くても先生になると、だから大分の学力は低いんじゃないかと、まあ、そういう話をしたんですよ。それが、一部のマスコミから「アイヌの人が怒っていますよ」といわれ、「ああ、しまった」と思って、これは全面的に取り消すというふうにしたんですけれどもね。

■辞任を覚悟した時期は…

 --それは「単一民族発言」についてか

 全部について。一つは教育問題を国土交通省で話すべきではないと思ったから。それはとりあえず別途、話そうと思ったから、とりあえず今日のところは三つとも発言を撤回すると言ったんだけれども、撤回しても問題にはしますよね。というのが事の発端なんです。

 --その後「単一民族」「ごね得」発言は撤回したが「日教組」については撤回しなかった

 アイヌの方々に不愉快な思いをさせてしまったということについては、本当に申し訳ないということで謝罪したんだけれども、日教組問題というのは私は、取り消すわけにはいかないものだから…。しかし、国土交通省の中ではしゃべりませんよと。で、宮崎で話した。これは政治家としてね。政治家、中山成彬として話すならいいだろうと。国土交通省の中では話すべきではないと思ったから。

 --宮崎では大臣在職中だった。辞任やむなしと思ったのはいつか

 それは宮崎に帰るときでしょうね。26日かな、これは大臣を辞めてでもこのことは訴えないといけないと。なぜならばいままで、いろんな場所でこういうことを発言をしてきたけれど、なかなかマスコミは取り上げてくれなかった。だから、大臣になって取り上げてくれるならこれはいいチャンスだと。自分はこれに政治生命を賭けようと…。たとえせっかく、(国交相に)就任して、しかも地元の人はとても喜んでくれた。なぜなら宮崎は道路整備が一番遅れているから。そういった県民の喜び、期待を裏切ることになるということについては、本当に申し訳ないという気持ちもあったけれど。まあしかし、もう一つ分かったことは、(国交省で)レクチャーを受けていて、民主党が政権をとると宮崎には道路ができないということが分かったんです。

■選挙厳しくなるのも分かる

 民主党の公約の中に、高速道路は無料にしますというそういう話があるけれども、年間2兆円という高速道路料金は、40兆円という過去の道路建設の借金返済と、これから作る高速道路のお金なんです。だから、民主党が政権とれば宮崎の高速道路はできない、ということにもなるわけですね。これを知ったときには、これはまず自民党は勝たなきゃいけないということもあわせて考えたんですよ。自分は民主党がなぜ政権を取っちゃいけないかということを、これから強く有権者に訴えていく役割を果たそうと、そう思ったんですね。

 そのとき、やっぱりね国土交通大臣という肩書きを捨てて、しかも、もし大臣を辞任するということは地元の期待を裏切ることになるから、自分の選挙も非常に厳しくなるということも分かるわけで、そういう意味では政治生命をかけてね、命がけで民主党政権はダメだということを訴える役を果たそうと、そう思ったんですね。

 要するに今の政界は本音と建前が入り混じっていてね。何が本音、何が建前か…。今日の「朝ズバ」(=TBSの情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」)でも与良(正男毎日新聞論説委員)さんという方が、「本音と、建前をうまく使い分けなければいけない」と発言されて、「それは違うんですよ」と言ったのですけれども、本音で語らないから、国民が何が本音か分からなくなっちゃうから政治不信が生まれているわけですから。「この中山成彬が言っていることは本音ですよ、本気ですよ」ということが分かってもらうには、命がけにならなきゃいけない。政治生命を賭けなきゃいけないと、そういう思いでね。今回、まあ辞任したと。

 まずわが身を捨てて、国民に訴えるという姿で、国民が理解してくれるんじゃないかなと、まあこう思ったのが辞任の理由ですね。お分かりいただけるかどうかは分かりませんが。

■日教組は一部の過激分子が問題

 --日教組、自治労との関係から民主党を批判しているが

 これからそこを突こうと思っている。一部の過激分子が引っ張っているから日教組が問題の集団なんです。ほとんどの先生は一生懸命なんですよ。私は文部科学大臣もやったし、いま党の文教制度調査会の会長をしているが、そのなかで、一生懸命やっている先生の待遇を改善しようと努力してきているんですよ。だから、問題は過激分子だと。その分子が主導権を握っているところが問題だと指摘したいんですけれど、民主党の頂点が輿石参議院会長(輿石東氏、元山梨県教組執行委員長)だよね。

 もう一つは社保庁の組合、自治労ですよね。この2つが民主党の大きな支援母体なんですね。社保庁は年金記録問題で取り上げられているけれども、元々何かというと、非常に組合が強いんですよ。労使交渉で世の中、全部機械化になっていても、機械化に反対。労働強化になるからとずっと反対してきた。最終的に機械化を受け入れる条件として、スカスカの労働条件という甘い処遇、「何とかチェア」というのを買ったわけですよ。それで政治活動、ヤミ専従もいっぱいいるでしょ。政治活動に専念しているわけですよ、去年の参議院選挙、民主党比例代表の社保庁職員は50万票取りましたよ。社保庁の職員は1万ちょっとしかいない。だから結局、仕事をはしないで政治活動ばっかりしていたというのが年金記録問題の本質なんですね。それを組合員が内部告発というか「こんなこともしていませんでした、こういうこともしていませんでした」と、自分たちの恥なんだけど、そういうのを民主党の議員に届けて、それが民主党の議員が政府を追及する。すると自民党の厚生労働大臣が謝る。変な構造だよね。

 結局、民主党の支持母体である自治労が、自分たちの怠慢を民主党に言わせて、それを自民党の政権の責任だと言っているんですけれども。この民主党と自治労と日教組と、私に言わせればね、組合費ですか、これたくさん上納してきますけれども、これは「労働貴族」ですよね。ついでにいえば、その組合から支援されている民主党の議員ていうのは「選挙貴族」ですよ。票も金も組合が出してくれるんだからね。まあ、自民党の議員ていうのは一人一人、金を集めてドブ板選挙をやってくるんだけど、こういう優雅な民主党の議員だということを国民の皆さん知らないんだな。だから、自治労と日教組に支援されている民主党が政権をとるとどうなるか。端的にいえば、それが大阪府だということですよ。

■橋下知事とエールの交換

 大阪府っていうのは、歴代のトップが、知事が、職員組合と癒着してきたわけですよ。だから、お互い給料、ヤミ手当てとかね、裏金とかあったわけです。それでああいう財政破綻に瀕しているわけで、今度、橋下(徹・大阪府)知事はそういう職員組合に応援されなくて、府民に支持されているので、ああいう大胆な改革ができるわけですね。それと大阪の日教組は強いんですよ。私が文部科学大臣のとき、大阪の学校訪問に行きたいといったけれど、どこも受け入れてくれなかった。日教組が反対してね。ひどいのは、そのあと僕は校長先生に個人的に会ったんですよ。みんなもうくたびれ果ててるんですね。毎日、日教組に突き上げられて大変だと。だから校長先生のなり手がいないんだって。

 だから、橋下知事は命がけで戦っているんですよ。ですから私にエールを送ってくれたんですけれど、私も実はねずっと前からホームページなどで(橋下知事に)エールを送っているんです。だから、民主党が政権をとると大阪みたいになってしまう。それを改革するには本当に命懸けでやらないといけない。国民の中には「一回民主党にやらせてみたら」という声もあるし、小沢さんは「一回やらせてみて、ダメなら次代えればいいじゃないか」と言っているけれど、そんなに簡単なもんじゃないんじゃないかと。だから本当に、真剣に考えなきゃ行けない時じゃないかということを私は訴えていきたいと、こう思っているんですよ。

■声の大きい過激運動家の影響力が大きい

 --成績と日教組の組織率は関係ないという反論もあるが

 組織率は関係ない。固まり、声の大きい本当の過激運動家の影響力が大きいんですよ。どうしてもそれに流されてしまう。先生というのは本当はノンポリでね、子供たちに教えることで必死だから。だけど(日教組は)自分たちは教育労働者だと、日本の解体を運動方針としているんですよ。こういう日教組に支配された民主党の輿石さんの選挙区の山梨なんてひどいんだよね。これ本当に日本はおかしくなるよ。だから、強く警鐘を鳴らさないといけない。まあ、職を賭してやったけれど、結局、職を辞めちゃったから(笑)。でも、そういう意味で、国交大臣より普通の国会議員のほうがやりやすい。

 --成績と関連する具体的なデータはあるのか

 ちゃんと(成績データは)公開されていますよ。具体的な県名を言うことは控えますが。そういうところは組織率は低いけれど、ちゃんと教えないんだから。

 --組閣をめぐる不満があったとの憶測もあるが

 そんなことはないですよ。最初は、公務員改革をしてほしいということで行革担当大臣をということだったんだけど、私は、女房もそうだけど、息子も大蔵省なんだよね。公務員一家が本当に公務員改革ができるのかとマスコミや野党に揶揄されるのがオチじゃないかと思ったもんだから、ちょっと考え直してくださいと言ったんですよ。そしたら、国土交通大臣ということだったので最高だったんですけど。ポストに問題があったわけでは全くありません。ただ、それだけのことです。

■恭子夫人は「もともとそういう覚悟だったんでしょ?」

 --進退について恭子夫人(拉致問題担当首相補佐官)にはどう相談した

 いつも相談しているんですけれど、女房は「言葉にはずいぶん気をつけなさいよ」といつも言っているんだけど、「日教組問題については、これは、もうあなたの信念だから。これは徹底してやるしかないんじゃないの」とは言ったんだけど、ただ、マスコミから大包囲網でね、とにかく思い切った景気対策をやらなきゃいけない、現下の国難ともいうべき経済危機を乗り切るためには財政再建も大事だけど、その前に経済再建、国民生活の再建が先だということで、「日本経済は全治三年」と言い出したのは私なんだけど、そういう思い切った景気対策を組んだ補正予算、給油法案、この審議がうまくいかないと国対(国会対策委員会)のほうが言い出したんですね。それでいろんな方々に相談したんですよ。で、女房に「こういうことだけど」と言ったら「それはまあ、仕方ないわね。もともとそういう覚悟だったんでしょ」と。「今度のことが教育問題を考えるいいきっかけになってくれるといいわね」とそう言ってくれたんでね、まあ、潔く辞任したということですけれど。

 --麻生首相にはどのように報告したのか

 何といったかな…。「せっかく、国土交通大臣という要職をいただきながら、このような結果になって真に申し訳ありません」と。「ただ私はもう、総理の御前に腹を切りにまいりました、止めないでください」と、もちろん止めないわな(苦笑)。「これは私の信念でやりましたので、本当にご迷惑をおかけした。重々お詫びもうしあげます」と。「辞任が総理の足を引っ張ることにならんようにと、身の細る思いで毎日過ごしています。本当に申し訳ありませんでした」と、こういう話をしたんですけどね。

 総理はひとこと「誠に残念だ」と言われましたけどね。厳しい顔で聞かれていました。任命責任だなんだといわれるのは分かってますからね。まあ、万感の思いを込めてそういわれたんだろうなあと思って、ますます恐縮してしまいました。本当に、私のこの辞任が支持率を下げたりとか、そういうことになったら本当に万死に値するなと、そういう思いをしてますね。

■謝罪から始まった首相の所信演説「思わず頭を」

 --総理の言葉をどう受け止めたか

 ただ、総理大臣としては教育問題だけじゃなくて、様々なことを考えないといけないから。ちょっとね、こんな騒ぎを起こしたことについては、残念だと思ってらっしゃると思うんだけどね。

 --所信演説の冒頭で首相が陳謝した、どういう気持ちで聴いていたか

 申し訳ないなと思うと同時に、最初から謝らせねばならない所信表明にしてしまったということは、本当になんとも言えず申し訳ないという気持ちでいっぱいでした。思わず頭を下げました。

 --これからの活動は

 今の教育の現場とか、日教組の活動とか、そういうことを一番良く知っているのは私ですから、今、日本の教育をゆがめているのは日教組。その日教組がこれから民主党が政権をとれば、我が物顔に振舞うようになったら日本の将来をは真っ暗だということを訴えるには、私が一番の適役だと思ってますから。あわせて自治労のことも含めてね、絶対に民主党政権ではダメなんですと。口当たりのいいことばかりいっていても、これは予算の根拠もない、財源の根拠もないね、いわば本当に「公約偽装」ですよ。食品偽装とか何だとかいろいろあったけど、ここまできたかと、天下の公党が政権とるためにウソをついてもいいと、こういうことになってしまった。まさに、ここに極まれりと私は思うんだけど、このことを強く言っていかないといけないと思ってますけどね。

 儲けるためには汚染米でも売ると、人を騙してもというのと同じでしょ。天下の公党までも、うまいことをいって、国民を騙すと。国民を騙してとった政権が、本当に国民のことを考えてくれるかどうか、真剣に考えてくれるとは思えないじゃない、と私は思ってますけれども。

■言葉狩りでなく、大きな政治を語りたい

 --「言葉狩り」という反論もしているが

 言葉尻を捕まえたり、言葉狩りをしていると、政治に闊達さがなくなる。政治に元気がなくなると思うんですよ。もっと大きな政治を語りたいなあと。言葉に気をつけながら、気をつけながらいうと、本質が掴めないことがある。あと、マスコミの怠慢というか、マスコミはわざと流さないと思うんだけど、大分の問題、これは日教組なんですよ。すごい大分からメールが来るんですよ。「よくぞ言ってくれた、その通りだ」と。「大分では先生の子供しか先生になれないと、みんなそう思ってますよ」と。それで、日教組でないと昇進もできないと。

 --「大きな政治」とは具体的には何か

 要するに、日本の政治が非常に内向きにになっているということです。世界の中の日本を見ていないでしょ。今度の給油法案、小沢さんは反対でしょ。一方で日米協調といいながら、アメリカが懇請している給油活動に反対している。それで何で日米協調ができるのか。それから、ソマリア沖のインド洋でタンカーやらが海賊やら武装勢力に拿捕される。それを救出に向かっているのは多国籍軍なんですよ。決してね、インド洋というのは平和な海じゃないんですよ。

 あそこは日本へ石油を運ぶシーレーンだよね。それが油が高くなっただけでも騒ぐのに、油が入ってこなくなったら大変ですよ。しかも、タンカーの乗組員というのはほとんど外国人です。過酷な労働だから日本人は行かない。もし本当に危険になったら、彼らはもう船に乗らないですよ。どうするんですか、そうなったら。だから、これは決してアメリカの言いなりじゃなくて、日本の国益上も、もちろんその前に国際協調でテロ対策してるんだけど、これは何よりも日本の国益に大きくつながる話なんだけど、こういうことは全然、報道もされないでしょ。

■世界は今、何を問題にしているんだということ

 国民をそういう外の世界から目をそらせてね、ただガソリン代を下げますとか「値下げ隊」とかさ。だって日本のガソリンは税金は1リットル61円ですよ。イギリスなんかは157円です。いま137円かな、ユーロの関係があるけど。ドイツが142円、フランスが134円だったかな? もし日本がガソリン税61円を25円下げるなんてなったら、これは世界から日本はいったい環境問題をどう考えているんだと。今、日本は道路目的税ということでガソリン税を低く抑えてきたんですよ。でも諸外国は環境対策税ということでCO2をできるだけ減らさなきゃいけないということで、ガソリンの消費をおさえるために税金を高くしているんですよ。日本だけそんなことは知りませんなんて、とにかく政権をとるために税金を安くしますと、こんなことで国民が喜んでいる。おかしいと思わないですか?

 もう少し、世界が今何を問題にしているんだということをね、環境の問題だとかテロ対策とか。本当に日本にとって大事なのは資源獲得ですよ。資源獲得競争というのがあるんですよ。そういうことを何も考えない。ただ政権をとるためにね、審議拒否をして、国民生活を混乱に陥れて「これは政府与党の責任だ」と。解散総選挙に持ち込んで政権をとるという、まさに政局一本槍のやり方。だいたい、政権を取るというのは、国民生活を安定化させ豊かにするのが政権獲得の目的だと思うんだけれども、逆に混乱させようという、そういう政党が本当に国民のことを考えてくれるとは私は思いませんね。

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麻生首相の官僚四原則

 麻生首相が最初の事務次官会議で公務員の心得となる「官僚四原則」を打ち出したそうな。

 その4つとは
 1.スピーディーを旨とせよ
 2.悪い情報ほどすぐ上げよ
 3.省益を捨て、国益に徹せよ
 4.「これは自分の仕事ではない」と決して言ってはいけない。むしろ自分の仕事を探せ

 今さらこんなことを言わないといけないレベルなのかよ、と思いますが・・・まあ当たり前のことから、やり直しましょうということで。

 そうそう、新聞が盛んに解散させたがっているようですが、世界恐慌の危機とあって、補正前の解散は見送りになる公算です。あの所信表明演説からするに即解散に打って出るかと思いましたが。
 即解散しないんだったら、尚のこと所信表明演説で、今の麻生内閣の問題認識と対応政策の方向性について打ち出して欲しかった。

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September 30, 2008

米金融安定化法案が下院で否決

 うーん、投資家としてはネガティブサプライズですねえ。あんだけ世界的にも、元も含め米政権中枢の人間が「危機的状況」と言っているのに否決しますかあ。

 否決側に回ったのは共和党議員が多かったらしいので、「放漫経営の民間金融機関を救う必要はない」「税金投入などもってのほか」「だったらハリケーン被害救済」「それで株価が1000ドル下がってもしょうがない」「それでも神の国アメリカは神が救ってくれるさ」的な発想なのでしょう。
 まあ経営者クラスで数十億円クラスの報酬、一般社員でも数千万~数億クラスの収入を得ていた会社が危機を迎えたからって、なんで税金投入しなきゃならんのだ、という反応はアメリカ国内でも多いのでしょう。
 この辺、日本でも高給取りの金融機関に税金投入なんて許せない、という議論が10年程前にありましたが、アメリカの金融機関の高給ぶりは桁違いですからね。
 ある意味骨太な発想ですが、ちょっと危機をきちんと認識して動いて欲しいな。

 とりあえず法案については継続審議するとして、政府サイドで何かしら手を打たないと本当に恐慌になっちゃいますね・・・

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麻生首相の所信表明演説

 うーん、さすがにアレはないと思う。政府・衆院与党が自らの政治理念等を唱えずに、参院与党であるとはいえ基本的には政権野党である民主党の政策を攻撃することに終始。なぜ政権与党が野党の政策を一々攻撃する必要があるのか?意味不明。

 きちんと政策論争で民主党に勝っている自信があるなら、所信表明演説でそれを周知させて、国民の信を得ればいいじゃない。どこ向いて仕事してんだよ。

 「民主党は政局のことしか考えていない、自分は日本を明るく強い国にする」というと言いながら、結局は口先だけで、自分達も政局主眼で次期衆院選で民主党を叩いて勝つことしか考えていない。

 麻生、安い策に溺れたな。

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September 29, 2008

舌禍止まらぬズレ大臣

 自民党もとんだ隠し球を持っていましたね。こんな面白い政治家(中山成彬)がまだいたなんて・・・

 複数の失言を繰り返したのち「日本は内向きの単一民族」と「成田住民はゴネ得」とう発言については、「言葉足らず」として撤回・謝罪したものの、日教組批判については「日教組が強いところは子供の学力が低い」との発言について、合理的な根拠もないにも関わらず、結局撤回も謝罪もせず。さらに「日教組は日本の教育のガン」とさらに批判。
 「言葉足らず」の意味を分かっていないようだ。

 結局非難囂々の末に辞任することに。失言大王の麻生首相ですら呆れかえっていたところにさらに・・・

 「民主党政権が誕生すると、日本全国が今の大阪府みたいになる。職員組合とのなれあいで財政破綻に瀕している」と大阪侮辱発言。

 さらに「言葉には気をつけなければいけないが、言葉狩りばかりしていると政治が活性化しない」とも発言。これなんかもうお笑いの域です。

 これも日教組が悪いと暗に言いたいのだろうか、どうやらこのズレ大臣はまともな国語教育を受けてこられなかったようだ。
 本当に「言葉足らず」な発言を揚げ足取りするのは確かに良くない。揚げ足取りを恐れて自由な発言をしなくなるようになってはお終いだと思う。だが、今回のズレ大臣の発言は「言葉足らず」なだけでなく、単なる「誤解・曲解に基づく失言」の類で、擁護する余地はない。
 しかも他の政治家が擁護してこういう発言するならまだしも、失言した自分で言うなよ。「発言の自由」と言いたいのかもしれないが、失言批判報道も「報道の自由」だろ。

 「(日教組の教育のせいで)平気で嘘をつくような日本になってしまった」というが、君のその額に嘘はないのか、と言いたい。
 次回の衆院選では制裁を喰らうと思うが、これを機に(不自然な)兜を脱いで、引退なさってはいかがか、と思う。

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September 28, 2008

ズリ落ちちゃった

 いつ本当にズレるのか、楽しみにしていた中山国交相ですが、アレがズレる前に、大臣の椅子からズリ落ちちゃいました。

 それにしても政治家の口って仕事道具の割には随分と軽くできているねえ。ここまで割と好意的に評価されていた中山恭子氏のイメージも一緒にダウンしてしまってちょっと可哀想な気も。

 しかし本当にこういう失言とか下らないことで、政治の混乱を引き起こすのはいい加減にして欲しいのですが、どうしてこういう非常識な輩が永田町には多いのでしょうか。。

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September 27, 2008

大臣 ズレてます

 これは今政治界でホットな中山国交相の「日教組が強いところは学力が低い」という持論に対して、朝日新聞が出した反論記事の見出し。つまり朝日新聞の調査の結果、「日教組の強さ」と「学力の低さ」については逆相関関係はない、ということが分かったそうです。

 なんといっても面白いのはこの見出し「大臣 ズレてます」

 あの会見時は正直ズレてはいなかったと思うけど、ものすごく違和感というか不自然感一杯の髪型。いかにもズレそうだよなあ。

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September 25, 2008

『この国は議員にいくら使うのか』

 ふーん。河村たかし、色物議員かと思いきや、意外に面白いじゃん(良い意味で)。どうせ冗談みたいなの総理にするんだったら麻生太郎よりも河村たかしの方が面白そうだ。

 基本的には「税金による国会議員・地方議員なんてのはパブリック・サーバント(公僕)なんだから、高額な給与・手当・福利厚生を見直そう。そもそも議員なんてのは実力主義で自ら寄付金集めて活動すべし!」という話。本書でも語られている議員の給与・手当の手厚さには呆れるばかり。

 話は少しそれるが、自民党は民主党が打ち出している高速道路無料化や農業への補助金等の政策について
「財源なしのバラマキ政策。」
「無駄をカットするだけで、そんな財源は確保できない。民主党案はまやかし。」
「そんなことより消費税(By与謝野)。」
と批判的だが、議員報酬絡みだけでも雑巾を絞る余地は沢山あることがこの本からも分かるし、自民党中心の政権では、ここにメスを入れる気も能力もないことも分かる。
 パブリックサーバントでありながら、自ら痛みを追うことをせず、安易に国民に増税を押しつけているのが今の政治の現状。こんな目先の歳出削減すらまともにできない政党に財政改革などできるはずがないと思ってしまうし、埋蔵金と呼ばれる特別会計の余剰金以外にも、まだまだ国民の目に曝されていない無駄が沢山眠っているのだろうな、と思う。全ての財源がこうした無駄削減や埋蔵金から出せるとは思えないが、意外に「埋蔵金」と呼べる程の巨額の財源が出てくるかもしれないなあ。

 ちなみに今日発足の麻生内閣の顔ぶれについては、「麻生版お友達内閣」で、何の面白みもない上に、政策的にもバラバラな感じで、コメントに値しません。福田前首相の歴代最短7位の在任記録を更新する可能性も高いんじゃないでしょうか。

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September 23, 2008

日本の金融機関が20年ぶりの攻勢

 野村證券が先日破綻したリーマンブラザーズの日本を含むアジアパシフィック地域部門を買収することで基本合意したらしい。

 一方、三菱UFJはモルガンスタンレーに最大20%ほど出資を行うらしい。

 日本の金融危機時には欧米金融機関に瑕疵担保特約まで付けていいように国富を吸い上げられてしまった日本の金融機関であるが、今回は逆の立場でバブル期以来20年ぶりに海外へ大攻勢をかけることになる。再び日本の金融機関を世界トップレベルまで押し上げられるかどうか。

 それにしても歴史は繰り返すものですなあ。

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米、RTCで不良債権買い取りへ

 リーマンショックで世界恐慌が現実味を帯び始めて、アメリカ議会も重い腰を上げたというべきか。アメリカでRTC型組織を設立し、公的資金を使って金融機関から不良債権を買い取る動きに出た模様。不安一色となっていた世界の金融市場はこれを好感して先週末から落ち着きを取り戻し始めている。

 どうせここまでやるんだったらもっと早く手を打てばリーマンだって突然死しなくて済んだかもしれないのに、と思わないでもない。それでも日本版RTC設立するまでに10年近くかかっていた日本の政治のスピードに比べると格段に動きはスピーディ。まあ裏を返せばそこまで矢継ぎ早に対応を迫る程、今回の金融危機の進行スピードが速いとも言える。

 一応今のところ金融市場は安定を取り戻してはいるのだが、まだ問題は解決していない。アメリカの前回の金融不安の時も、日本の金融不安の時も、問題になっていた不良債権は不動産だったり企業だったり、実体経済に即したものだった。それ故に不良債権の値付けをすることができた。
 しかし今回のサブプライムに端を発した金融不安の恐いところは、今回問題になっている証券化商品が仕組みが複雑でただでさえ正当な値段が付けにくい。ここまで金融市場が混乱してしまうとなおさらだ。(それが不安を煽っていたところにある。)値段が付けにくいため、正常な価格形成機能が働かずに値が付かない証券化商品も多数でていたはずだ。そういった証券化商品をどうやって値付けするのか。一説には数千兆円分出回っている証券化商品を7000億ドル(75兆円)でどうやって買い取っていくのか。買い叩けば金融機関が痛むし、高く買い取れば税金負担が増える。それにしても公的資金の活用は全部でいくらになるのかしら?日本を抜いて最悪の財政赤字国家になる日は遠くないかも。

 この辺の問題をどうやってクリアしていくのか、問題はまだ山積みだ。まだまだ金融波乱は終わらない。

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September 22, 2008

麻生自民党総裁誕生

 まあ他の候補者の顔ぶれを見ると、結果は見えていたのでノーサプライズですが、自民党総裁選は5氏の争いの結果、麻生新総裁が誕生しました。

 総裁選4度目にして、ついに総裁の座を射止め、余程のことがない限り首相に就任することになるわけですが、元民間企業のトップではあるものの、経済政策に強いわけでもなく、外向的にはタカ派と見られているものの、本質的には別にタカ派じゃなくてその場の雰囲気で調子の良い発言をしていただけ、という外交観であり、その他政策的にもこれといった信念を持っているようには見受けられず、国民の人気も深い理由があるわけでもなく、党内の支持基盤が強いわけでもない。そもそも前々回は安倍、前回は福田というダメダメな2人に敗れているのも・・・これでは日本の行く末を不安に思わずにはいられない。

 とりあえずボロが出ないうちに、解散総選挙に打って出るのか、それともせっかく射止めた首相の座にしばし座りたいのか、微妙なところ。おそらく麻生の今の人気をもってしても、総選挙はかなり拮抗しているだろう。結局民主党が衆院選で勝たない限りはねじれ国会は当分解消せず、誰が首相になっても安定した政権運営は期待できない。
 こういった難局の中で始まる麻生政権であるが、過去の経緯からしても、おそらく問題発言をして国民の支持を失い、党内でも反麻生派が一気に動き出して、そう遠くないうちに政権崩壊するでしょう。
 これ以上の政治の混乱は望んでいないし、小渕首相のように就任してから評価を上げる首相もいますから、そうはならないことを願いますが、まあ無理だろうな。

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September 20, 2008

民主党が国民新党の吸収合併を断念

 先日ニュースに上がった、民主党による国民新党の吸収合併ですが、泡沫政党の国民新党が「対等合併」に拘ったため、合併を断念したようです。

 ビジネスの世界では、小が大を呑み込む合併は珍しくなくなりましたが、政治の世界で大規模政党が、自民党から追い出された議員数名の泡沫政党と対等合併することなどあり得ません。

 選挙・政権奪取を考えると小沢代表に取っては残念なニュースなのでしょうが、私としてはほっとしています。おそらく民主党内でも安堵の声が沢山でていることでしょうね。

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太田農相が辞任<トンズラ兄弟>

 もはや影も形もない福田内閣ですが、総辞職まであと数日というタイミングで、事故米の責任を取って太田農水相が辞任するようです。金曜日の夕刊紙には「太田トンズラ辞任」と見出しが出ておりました。

 さすが福田トンズラ首相のご親族、天晴れなまでに潔い身の処し方。もう何も言いますまい。トンズラ兄弟とでも呼びましょうか。

 こういう政治家を見る度に思うのですが、地元(太田農相は福岡3区)の方は彼に何を期待して投票するのでしょうか?ニュースに出てくる分にはあんまりな彼ですが、地元には何か利益誘導してくれてるのかしら?それとも他の候補はもっとろくでもないのでしょうか。(まあレイプ擁護発言の時は選挙区では落選してるけど)不思議でなりません。

 内輪だけで盛り上がっている総裁選にも飽きたので、とっとと総選挙して下さい。

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September 18, 2008

二つのサプライズ

 1.AIG救済
ベアスターンズやGSEを保護しておきながら、リーマンを見切り、民間金融機関同士での救済期待を表明していた当局ですが、結局AIGは救済することにしたようです。その額9兆円。日本の金融危機時に日本でも生保が複数破綻していたので、証券・保険はアメリカでも破綻の意向かと思いましたが、日本で10年程前に破綻した生保と違い、AIGはデリバティブ商品の保証を幅広く手がけており、AIGが破綻すると相当なディープインパクトがあるのでしょう。読み違えました。
ちょっと救済の基準が不明ですが、やはりTOO BIG TO FAILはアメリカでも通用するようです。

 2.金利据え置き
今の政策金利は緩和的といえる状況ではありますが、足下の金融不安を考えると利下げに踏み切ると読みましたが、当局は金利据え置きを選びました。ドル防衛の意識が働いたのかもしれませんね。

 そしてNY市場は今日も大暴落。証券2位のモルガン・スタンレーが40%近く下げているのが気になります。決算は悪くなかったはずですが・・・

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民主党と国民新党が合併へ

 次期衆院選に向けて民主党と国民新党が合併するらしい。もう小沢代表も政権奪取に向けてなりふり構わず、という様相を呈してきました。自民党が金属疲労を起こしていることから、民主党を個人的には応援しているのですが、よりによって国民新党と合併するとは・・・郵政の件で政策の歩調は合わせられるとはいえ、いわゆる「抵抗勢力」のイメージが相当強い綿貫氏・亀井氏を飲み込むのは個人的には受け入れられないですね。政策的に私個人の志向とどんどんかけ離れていきます。すでに自民党以上に幅広い政治思想の人間が寄り集まっている民主党ですが、今回の合併でますます寄せ集め度が高まることでしょう。おそらく民主党内でも前原氏なんかは国民新党とは相容れないはず。党内でもまた亀裂が走ること間違いなし。

 今のところ自民党の失策以外にポイントを稼いでいない民主党にとっては、この合併は大きな賭けになると思います。これが吉と出るか凶とでるか。

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