■『戦略的収益費用マネジメント』:★★★☆☆ 10/5-10/22
結局のところTDABCのメリットは何なのだろうか?時間概念(Time Driven)ベースのABCとすることで、既存のABCのデメリットをカバーし、メリットも述べられているのだが、その理由付けが結局すっきり理解できない。
時間当たりの費用と収益を認識して、リソースの配分意思決定を行うという流れは正しいと思うのだが、何か消化不良な本だった。
■『戦略サファリ』:★★★★☆ 9/29-10/23
経営戦略論の概観を俯瞰するのに良い。タイトル通りサファリパークさながらに色々な動物(戦略論の学派)は楽しめたが、あくまで概観を楽しめるに過ぎない。
もう少しこなれた訳文と、各学派の流れがまとまっているとさらに理解しやすくなると思うのだが。
■『実践 老荘思想』:★★★★☆ 10/9-10/20
最近禅とか、老荘思想とかに惹かれるんですよねえ。私は一度読み出すと同じような本を何冊も買ってしまうので、「おお」と言うほどの発見はありませんでしたが、守屋氏の本ですし安心して読めました。
この境地に達するのは何年先のことかな。。いや、そもそもこの境地にたどり着けるのか俺は・・
■『国家と神とマルクス』:★★★★☆ 10/21-10/26
相変わらず博識ぶりには驚かされるばかり。氏の思想的な背景にはキリスト教があり、マルクスがあり、国家があり、それをバックボーンとして世の東西の知を咀嚼してしまう知性に感服。
ただとにかくその教養の深さに圧倒されてしまう一方、何かこう新しいテーマが欲しいと思ってしまう。これは既存の単行本を文庫化した本だし、氏の精力的な活動ぶりは本屋に行けばすぐわかるのだが。。
「絶対的なものはある。ただしそれは複数ある」こういう物も見方は大切ですね。残念ながら私には日本という国家が絶対的な物とは感じられませんが。
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